ニューカレドニア驚くほど透明な海、特別な島でバカンス

癒やしの楽園 by 三好和義

 「天国にいちばん近い島」と呼ばれるニューカレドニア。フランスの海外領土だけに「バカンス」という言葉が似合う島。19歳の時、大学の練習船で立ち寄って以来、僕にとっては特別な島。生まれて初めて「ボンジュール」という言葉を使った場所。懐かしい思い出の地。

 ヌメアから飛行機に乗って約25分のイル・デ・パン。フェリーなら2時間強の距離。現地の言葉で「海の宝石箱」と呼ばれる美しい島。この島で一番有名な白いパウダー・サンドが広がるクト・ビーチ。青い海、白い砂、まさに「楽園」。

 海の透明度を体感できる天然のプール「ピッシンヌ・ナチュレル」。シュノーケリング愛好者には聖地のような場所。近くのオロ湾から流れ込む海水に熱帯魚が寄ってくるのだ。ニューカレドニアの自然の豊さを実感できる。

 ヌメアにあるチバウ文化センター。パリのポンピドゥセンターや関西国際空港旅客ターミナルビルをデザインした建築家レンゾ・ピアノの設計。ニューカレドニアの先住民の歴史をわかりやすく学べる文化博物館。伝統文化に触れるのも楽しいが、この建物を見学するだけでも価値あり。 イル・デ・パンで。ニューカレドニアの人はみんなフレンドリー。子供たちもカメラを向けると、この笑顔でこたえてくれる。イル・デ・パンとはフランス語で「松の島」という意味。ここを訪れたキャプテン・クックがナンヨウスギを勘違いしたらしい。  ヌメアのオン・ザ・ビーチのホテルの部屋から夕刻の海を眺める。ヌメアの市街は大きくはないが、居心地のいい場所。言葉だけでなく、文化、食事などにもフランスの影響が色濃く残っている。優雅なバカンス気分を楽しむには最高の場所です。

ニューカレドニア観光局

三好和義(みよし・かずよし)
写真家

 1958年徳島県生まれ。「楽園」をテーマに、タヒチやハワイなどの南国の島々から日本の世界遺産まで幅広く撮影。84年当時最年少で木村伊兵衛賞を受賞。近著は世界中のリゾートを集めた「青の楽園へ」(PHP)。Amazonプライム・ビデオで「RAKUEN 三好和義と巡る楽園」を配信中。