別荘気分でくつろげる八重山の宝石 竹富島

癒やしの楽園 by 三好和義

 八重山諸島の竹富島は、琉球の歴史の中でも特別な位置を占めてきた、周囲9㌔・㍍程度の小さな島です。石垣空港から港へ移動して、高速船に乗って約10分。迎えの車に乗って向かうのが、リゾートホテル「星のや竹富島」。自分の別荘にいるようなくつろいだ気分になれるのです。

  赤瓦屋根の伝統的な建築様式を使った古民家風のビラが客室です。開放感のある縁側があり、夕刻にはここに座り、ボーッと時間を忘れて空を眺めます。客室数は48棟。小さな村のような趣です。サンゴで作られた塀に囲まれて、プライベートが確保されています。島は高低差もあまりなく、散歩に出かけてぶらぶら歩くのも楽しい。ホテルの小高い丘から、全体を見渡すこともできます。

 部屋の風呂。開放感のある風通しのいいつくりです。ガラス越しの庭の緑を眺めながら、ゆったりとした入浴時間を過ごせます。部屋は適度にセンスのいいライティング。これがリラックス感を最高に引き出しています。

  食事も充実しています。珍しい自家製の島野菜は体に優しく感じます。お部屋で頂くこともできますが、おすすめはプールを眺めながら食事がとれるダイニングルーム。ターコイズブルーの皿にのっているのは、島で取れた車エビ。

 集落の中心部にあるプール。24時間使用可能。周辺には白い砂のすてきなビーチもありますが、広い敷地のホテル内でのんびり過ごすのも至福の時間。夕食後、ホテル内をぶらぶらと、そぞろ歩きを楽しみます。見上げると、星がこぼれ落ちそうな夜空。

星のや竹富島

三好和義(みよし・かずよし)
写真家

 1958年徳島県生まれ。「楽園」をテーマに、タヒチやハワイなどの南国の島々から日本の世界遺産まで幅広く撮影。84年当時最年少で木村伊兵衛賞を受賞。近著は世界中のリゾートを集めた「青の楽園へ」(PHP)。Amazonプライム・ビデオで「RAKUEN 三好和義と巡る楽園」を配信中。