ドラマ「桜の塔」で刑事役の広末涼子、夏も健康管理に使う意外な物

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ドラマ「桜の塔」に刑事役で出演する女優の広末涼子さん

「桜の塔」(テレビ朝日系 木曜午後9時00)
キャリア警察官の上條漣(玉木宏)は、警視庁捜査一課の水樹爽(広末涼子)と幼なじみ。上條は、絶対権力と警視総監の座を手に入れるため、出世争いに身を投じる。その姿は、過去の父の自殺と何か関係があるようで――。

演じることを「天職」だと思ったのは20代の頃だった。人前で堂々と感情をぶつけ、発散することに愉悦を感じてきた。

「お芝居でメッセージを発信できたり、楽しんでもらえたりしたら、人の笑顔やハッピーにつながる。社会も変えられるんじゃないかと思っています」

経験を積み、役の幅を広げてきた。今作は主人公の幼なじみの刑事・水樹爽を演じる。闇を抱える主人公とは対照的に、明るく愛情深く、まっすぐな正義感の持ち主だ。部下たちを従えて、捜査を仕切る。

意外にも、「現場」の刑事を演じるのは初めて。「娘役や生徒役など、若い頃にしか表現できなかったものもあるけど、今回みたいに今の自分だからこそ演じられる役がある」。眉間にしわを寄せ、声は低めに。警察手帳の持ち方や姿勢もリアリティーにこだわった。

正義とは「ハッピーへの道。幸せになるために大事なこと」と話す。自分の周囲だけでなく、ニュースへの関心も高まってきたという。「子どもたちが生きていく将来を考え、社会に寄り添えるようになってきたのかな。今を精いっぱい生きることは大事だけど、今だけじゃない」

社会とつながることに醍醐だいご味を感じてきた天職だが、理想像はない。「好きだから長く続けられている。満足することはなく、もっとうまくなりたいだけ。その気持ちでお芝居と向き合えていたら、きっといい形で年齢が重ねられるんじゃないかな」

爽やかな笑顔は、ずっと変わらない。

サボテンを枯らすぐらい苦手だったが・・・

 Q マイブームは何ですか。

 A 友達からもらった「アジアンタム」「アスパラガス・スプレンゲリー」という植物を育てています。サボテンを枯らすぐらい苦手でしたが、初めてちゃんと育てられています。植物や動物に触れることは気持ちを豊かにし、大事だなと思います。

 Q 撮影の時などに、愛用しているものはありますか。

 A 足用の湯たんぽです。外のロケだと足元が冷えるんです。冬に限らず、夏も冷房で冷えてしまうので、体調管理には必須のアイテムです。

(文・川床弥生 写真・田中秀敏)

広末涼子(ひろすえ・りょうこ)

1980年7月18日生まれ。高知県出身。95年にドラマデビューして以降、映画やドラマ、舞台などで幅広く活躍。2009年に「おくりびと」、10年に「ゼロの焦点」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。

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