ドラマ「レンアイ漫画家」で新境地に挑む鈴木亮平の理想の恋愛は?

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ドラマ「レンアイ漫画家」で主役の鈴木亮平

「レンアイ漫画家」(フジテレビ系 木曜午後10.00)
刈部清一郎(鈴木亮平)は正体を隠し、大ヒット中の少女漫画を手がける天才漫画家。漫画のネタにするため、久遠あいこ(吉岡里帆)に疑似恋愛を依頼する。2人は衝突を繰り返しながらも、次第に心の距離を縮めていく。

「自分にとって、新しい挑戦になる作品。『僕でいいのかな』っていう気恥ずかしさはあるけれど、いつかやりたいなと思っていました」

民放の連続ドラマでは初めて単独で主演するラブコメディーで、新境地に挑んでいる。

演じる刈部清一郎は、漫画一筋で恋愛が苦手な少女漫画家。亡き弟にかつて恋をしたアラサー女子(吉岡里帆)に、疑似恋愛を頼んだことから物語は始まる。「楽しく幸せになれるラブコメです」と魅力を語る。

役作りで意識したのは清一郎の内弁慶ぶり。「家ではキングで、外では借りてきたネコのようにおとなしい。そのギャップを楽しんでほしい」と思いを込める。撮影前にはペンの運び方など漫画家ならではの所作も特訓。「スポーツ選手のように体力を使う仕事。彼らへのリスペクトを込めて演じています」

2006年のデビュー以来、数多くのドラマや映画に出演し、どんな役も演じる実力派俳優として地位を確立した。常に念頭にあるのは、「“本物”になりたい」との思い。その条件の一つは、「見る人が共感してくれて、ストーリーを面白く、いいテンポで回していけること」だという。

「クセの強い役が多いのですが、普通の人の役ができて初めて一人前。『あの人の演技すごいよね』とすら言われないぐらい、ストーリーになじんでいる俳優に憧れます」

今作での経験を糧に、理想像を目指す。

(文・松田拓也 写真・米田育広)

格好いいけれど、格好悪い主人公が好き

 Q 好きな漫画は。

 A 「シティーハンター」です。格好いいけれど格好悪い、主人公のギャップが最高です。小学生の頃から好きで、集めた漫画は今も手放していません。

 Q 理想の恋愛は。

 A お互いが成長していける関係です。厳しいことを言われても愛情と思えるような。

 Q ハマっていることは。

 A クジラの動画です。どんなに忙しいときも、広い海で僕らと違う時間軸で生きるクジラの動画を見ると文句なしに癒やされます。

鈴木亮平(すずき・りょうへい)

1983年3月29日生まれ。兵庫県出身。2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」に主演。20年9月には著書「行った気になる世界遺産」を出版して話題に。8月公開の映画「孤狼の血 LEVEL2」にも出演する。

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