小関裕太、兵頭功海 ハンサムたちと一緒に楽しく学ぶSDGs

インタビュー

インタビューに答える「チーム・ハンサム!」のメンバー・小関裕太さん(左)と兵頭功海さん。カフェ「imperfect 表参道」で

芸能プロダクション「アミューズ」所属の若手俳優ら14人によるユニット「チーム・ハンサム!」は、本業の芝居のほか、音楽やダンスなどジャンルにとらわれない活動をしています。OBは、佐藤健さん、神木隆之介さん、吉沢亮さんら、そうそうたる顔ぶれ。1月には、社会的関心が高まっている「SDGsSustainable Development Goals、持続可能な開発目標)」を取り上げたバラエティー番組「ハンサムゼミ」(MBS、TVerなど)が始まりました。メンバーの小関裕太さん(25)と、兵頭功海かつみさん(22)に、チームの活動やSDGsへの取り組みついて話を聞きました。

「チーム・ハンサム!」とは

――「チーム・ハンサム!」の活動について教えてください。

小関裕太さん
小関裕太さん

小関:僕らの基盤はお芝居ですが、その枠を超えて、新しいことにチャレンジしようというプロジェクトが「チーム・ハンサム!」です。アミューズの若手俳優が集まって、2005から年に1度開催している「ハンサムライブ」が元で、かつては賀来賢人さんや佐藤健さんらも出演していました。今年の「ハンサムライブ」は、例年と時期がずれて、4月に開催される予定です。この1年は、コロナ禍で大変なこともありましたが、僕たちがいろいろなことにチャレンジして、頑張る姿を皆さんに見ていただきたいと思っています。

そして、今世界中で話題になっているSDGsや環境問題への取り組みを、エンターテインメントを通して発信することで、楽しく知ってもらいたいという考えで、1月25日に始まったのが、「チーム・ハンサム!」初の冠番組「ハンサムゼミ」です。

「個」の力を集め発信

兵頭功海さん
兵頭功海さん

兵頭:僕は昨年4月に「チーム・ハンサム!」のメンバーになりました。普段は個々で俳優活動をしていますが、「個」の力には限界があります。でも、「個」が集まれば、番組を通してSDGsを皆さんに伝えることができる。僕は後からチームに入って、15年間積み上げてきた「ハンサム」の力を感じました。SDGsも、まず僕らが学び、テレビで発信できることが素晴らしいと思いました。

小関:僕は子役でこの世界に入って17~8年たちます。お芝居以外のことで発信するのには勇気が必要でした。発信しようと思っても、「これって、合っているのかな? 批判されるんじゃないかな?」と、慎重になり一歩踏み出せないことが数多くありました。でも、兵頭君が言ったように、みんなの力が集まれば、できることも増えるし、何よりも「不完全」であっても僕らが全力で取り組むことに意味があるんじゃないかと気づいたんです。みんなでチャレンジして達成できれば、自信に変わり、パワーになります。そして、そのパワーを影響力に変えられるんじゃないかと。

――「ハンサムゼミ」の初回の放送では、キャンプ場で10人のメンバーが三つのチームに分れて、まきを拾って火おこしをしたり、料理を作ったりしていましたね。それぞれの個性がよく出ていて、小関さんは冷静沈着に行動し、兵頭さんはまじめそうな性格が表れていました。

小関:本当ですか? キャンプ場では各自、食材を持ち寄って食事を作ったんです。

――兵頭さんは、自宅で作ったキーマカレーを持ってきていましたね。

兵頭:番組のために作ったものではなく、冷凍保存してあったものを持ってきました。みじん切りにはまっていて、タマネギを包丁でみじん切りにする感触が好きなんです(笑)。

――小関さんは、情報番組やドラマで料理を作っているイメージがありますが、普段から料理を作りますか?

小関:時間に余裕があるときは作りますが、普段はあまりしません。パンが大好きで、主食ではなくおやつとして、よく食パンを食べます。

――2回目(22日、深夜0時59分からMBSで放送)の見どころを聞かせてください。

小関:「自然の恵み」がテーマです。別のチームがピザ窯を作って、僕たちのチームは鶏をしめて調理し、ピザを作って、いただきます。そこで、自然の恵みと命のありがたさを学びます。苦手に思う人もいるかもしれないけれど、とても大切なことなので、見て、学び、何かを感じてほしいです。

兵頭:いつもは何げなく食べていますが、今回は、命の重さを感じ、そして感謝しました。

尊敬する人は、事務所の大先輩

――尊敬する人、目標とする先輩はいますか?

小関裕太さん
小関裕太さん

小関:事務所の先輩の福山雅治さんです。アーティストとしても俳優としても、ものすごい方ですが、みんなが楽しいと思える空間を作ることができる方なんです。何回か食事をご一緒させてもらったときに、僕ら後輩がお酌をしようとすると、「しなくていいよ」と制して、気を使わせないようにしてくださいました。トークも面白くて、そこにいるみんなのエピソードを引き出して、場を盛り上げてくれるんです。それは福山さんの才能でもあるし、器の大きさというか、余裕というか、視野の広さというか、そういうものに憧れます。本当にすごい人だなと。

兵頭:僕は、ジャンルが違いますが、エレファントカシマシの宮本浩次さんです。エレカシは一番好きなバンドなんです。ボーカルの宮本さんは、アーティストとしても素晴らしいですが、不器用に見えるけれど、型にはまっていなくて、真っすぐさや、男らしさがある。男性がかっこいいと思える人です。福山さんもそうだけれど、すごく魅力的で、常にリスペクトしています。

高校球児から役者の道へ

兵頭功海さん
兵頭功海さん

兵頭:高校生の時は野球漬けの毎日でした。でも、県大会の決勝戦まで行き、あと一歩で甲子園というところで負けてしまったんです。そのまま大学に進学して野球を続けるのが自然な流れでしたが、ふと「このままだと僕の人生は野球しかない」と思い、母親から「上京して、自立してみれば?」と勧められたこともあって、何の当てもなく福岡から上京しました。東京で人生についていろいろ考えるうちに、俳優になりたいという気持ちが固まり、たまたま見つけた「NEW CINEMA PROJECT(GYAOとアミューズの共催)」というオーディションに出場しました。そこで、「出演者」部門のグランプリを受賞して、「五億円のじんせい」(2019年)という映画への出演権を獲得しました。

――小関さんは、子役時代からずっと役者の仕事をしていますが、役者でなかったら、どんな仕事をしたかったですか?

小関:大工さんになりたかったです。ミュージカルが好きだったので、合体させて歌って踊れる大工さん。幼稚園生の時に、ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」を見て感動したのが、この世界に入ったきっかけで、普段の生活に音楽は欠かせなくて。ミュージカルの要素を入れて、歌いながらトンカチをトントンとたたいて、最終的に家を完成させられないかと、子供のころから頭の中でファンタジーなことをずっと考えていました(笑)。

――お互いをどんな人だと分析しますか?

小関:いい意味で、本当に真面目だと思います。ロケや曲作り、こういった取材でも、彼の真面目さが出ます。ひとつの物事について、いくつもの情報や価値観を習得していく人なんだと思いました。物事に対する真摯しんしな姿勢がかっこいいです。

兵頭功海さん
「子犬系男子」と呼ばれることについて、「犬か猫かと言われたら、犬かも」と照れる兵頭さん

兵頭:ありがとうございます。照れますね。小関さんは、僕が加入する前から「チーム・ハンサム!」を先頭で引っ張っていく存在です。お会いする前から小関さんは、笑顔と優しさであふれているという印象でした。実際にお会いしたら、想像通りの人でした。新人で入ってきた僕を優しく包み込んでくれるオーラがあって「あ、もてそうだな」って思いました(笑)。小関さんのことが気になるし、ついていきたくなる。なんか不思議な魅力を持った人です。

――今後の活動予定は?

小関:上の世代や若い世代の方たちに僕たちがチャレンジしている姿を見てもらい、「面白い、クールだな」と思ってもらえれば。そして、それがいい循環になるのが一番だと思います。SDGsへの取り組みについては、「一人の役者としても、もっと新しい、面白い切り口はないかな」と、日頃からSDGsのコンセプトや考え方に影響を受けながら、アンテナを張り巡らせて生活しています。小関裕太個人としての役割は、まだ見いだせていないので、早く役割を発揮できればなと思っています。

兵頭:僕は、今日のような小関さんと一緒の取材や、「ハンサムゼミ」のロケ、曲作りなどから学ぶことがいっぱいあって、それを吸収していきたい。そして、学んだことをたくさんの方に伝えていきたいと思います。(取材/撮影、読売新聞メディア局・遠山留美)

小関裕太(こせき・ゆうた)

 1995年6月8日生まれ、東京都出身。ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」、ドラマ「おじさまと猫(テレビ東京系)」などに出演中。映画『ライアー×ライアー』(21年2月19日公開)

兵頭功海(ひょうどう・かつみ)

 1998年4月15日生まれ、福岡県出身。18年、GYAOとアミューズが共同実施したオーディションの出演者部門でグランプリを受賞、映画「五億円のじんせい」に出演する権利を獲得。「騎士竜戦隊 リュウソウジャー(テレビ朝日系)」などに出演し注目を集める。2021.4-2022.3カレンダーの発売が決定!3月21日(日)には自身初となるオンライン特典会も開催。

「チーム・ハンサム!」

アミューズ所属の普段、役者として活動している若手俳優たちが歌、ダンス、ミュージカル、フィルムなど俳優ならではのエンターテインメントを追究し、これまでの出演者には佐藤健、賀来賢人、神木隆之介、吉沢亮など、数々の人気若手俳優が名を連ねる。

「ハンサムゼミ(MBS・関西ローカル)」

チーム・ハンサム!
「ハンサムゼミ」に出演する「チーム・ハンサム!」のメンバー (C)MBS

毎月、第4月曜日深夜0時59分から放送。TVer、GYAOその他で見逃し配信。
番組参加メンバー:石賀和輝、太田将熙、甲斐翔真、小関裕太、鈴木仁、富田健太郎、新原泰佑、兵頭功海、福崎那由他、藤原大祐、細田佳央太、松岡広大、溝口琢矢、渡邊圭祐(※50音順)の14人。

世界の食と農を取り巻く社会課題の解決に取り組む「Do well by doing good.」(=いいことをして世界と社会をよくしていこう)活動を展開するimperfect社は、「チーム・ハンサム!」とのコラボレーション商品を発売中。農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用したチョコレートをメンバーと開発。

SHIBUYA109渋谷店及びSHIBUYA109阿倍野店にて、2021年2月日(火)~23日(火・祝)の間に実施するポップアップストア及びSHIBUYA109公式通販にて販売。

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