上戸彩、再びオーロラ姫の吹き替え「母娘の究極の愛に共感」

インタビュー

女優の上戸彩さんが、18日公開のディズニー映画「マレフィセント2」の日本語吹き替え版で、オーロラ姫(エル・ファニング)の声を演じました。本作は、アニメーション「眠れる森の美女」に登場した邪悪な妖精・マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)を主人公にしたダークファンタジーの続編。前作から数年後、オーロラ姫の婚礼の日に仕掛けられた“新たな呪い”を巡り、マレフィセントはオーロラ姫に対する“究極の愛”を試されることになります。前作に続いての出演となる上戸さんに、ディズニー映画の魅力や本作の見どころを聞きました。

母になって、マレフィセント目線に変化

―――再びオーロラ姫のオファーが来たときの感想を教えてください。

まず、ファンとして「またマレフィセントに会える!」という素直な喜びがありました。そのあとから、「オーロラ姫の声を入れるんだ」という気持ちがついていった感じです。ディズニー映画に関しては、ミーハーになっちゃうところがあって、オーロラ姫を演じるプレッシャーより、うれしさの方がずっと大きかったです。

―――前作から数年たち、オーロラ姫は少女から大人の女性に成長しています。オーロラ姫の成長をどのように表現しましたか。

前作のオーロラ姫は、マレフィセントに甘える、子どもっぽいところがある女の子でした。「2」では女王として妖精たちを守る立場になって、女性としての強さが生まれ、たたずまいもセリフもレベルアップしています。声や話し方を意識的に変えるというより、セリフに自分の成長を乗せて演じました。「ズートピア」(2016年)でウサギのジュディを演じたとき、声の大きさやトーン、マイクとの距離の取り方など、すごく苦労したんです。でも、どのくらいの声を出したら絵にはまるのかとか、感情の乗せ方とか、様々な経験を積んだので、今回はわりとスムーズにできました。

―――マレフィセントとオーロラ姫は、母と娘のような絆で結ばれています。ご自身が母親になったことで、作品の受け止め方に変化がありましたか。

前作ではオーロラ姫の目線で見ていましたが、「2」ではマレフィセント目線でした。マレフィセントの気持ちに寄り添っていたので、「オーロラ姫、わかってあげてよ~。マレフィセントがかわいそう」って思いました。クライマックスでは、オーロラ姫を守る姿にぐっときて涙が……。この作品は「血のつながりを超えた究極の愛」がテーマです。マレフィセントを演じるアンジー自身の人生が反映されているようで、作品により奥深さを感じました。私も家族の絆を大事に思っているので、アンジーのマレフィセントに共感したのだと思います。

―――お子さんは、お母さんがオーロラ姫の声を演じていることを理解していますか。

理解しています。娘はまさにプリンセスブームで、毎日いっしょにプリンセスの塗り絵をしたり、シールをはったりしています。「オーロラ姫はママが塗っていいよ」と言ってくれたので、一生懸命、塗りました。

ディズニーのヒロインたちに背中を押され

―――お気に入りのシーンを教えてください。

マレフィセントのすごくチャーミングなシーン。例えば、オーロラ姫とフィリップ王子の結婚が決まって、マレフィセントがあいさつの練習をするんです。いままでのアンジーのイメージにないコミカルなお芝居で、すごく楽しそうに演じています。(観客が)子どもといっしょに楽しく見られるために演じているみたいで、ほほえましくて、「貴重なものを見ちゃった」と思いました。

―――「眠れる森の美女」のストーリーを知っている人も、その続きとなると、展開が予想できないと思います。「2」の見どころや魅力を教えてください。

原作がある作品を実写化するのは難しくて、さらにオリジナルで続編を作るとなるとファンからの批判もありますよね。でも、ディズニーは裏切らない! 映像のクオリティーはもちろん高いし、原作のイメージを壊さず、新たな物語を紡いでいます。それぞれの愛がたくさん詰め込まれていて、おとぎ話なのにかっこいいアクションもあって、女性や子どもだけでなく男性も楽しめます。映像のスケールもパワーアップしているので、ぜひ、大きなスクリーンで見てもらいたいです。

 (取材/読売新聞メディア局 後藤裕子 撮影/金井尭子)

上戸彩(うえと・あや)
女優

 1985年9月14日生まれ、東京都出身。O型。1997年、『第7回 全日本国民的美少女コンテスト』の審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。2000年、フジテレビ系ドラマ『涙をふいて』で女優デビュー。以降、TBS系ドラマ『3年B組 金八先生』や、テレビ朝日系ドラマ『エースをねらえ!』、NHK大河ドラマ『義経』、フジテレビ系ドラマ『絶対零度』シリーズ、同局ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』に出演。映画は『あずみ』、『テルマエ・ロマエ』シリーズなど。ソフトバンクをはじめとした多くのCMに出演、“CMクイーン”としても知られる。

映画情報

(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

マレフィセント2
アンジェリーナ・ジョリーを再び主演に迎え、「眠れる森の美女」の新たなる伝説を実写映画化! 永遠の眠りから目覚めたオーロラ姫が、フィリップ王子のプロポーズを受け入れた時、妖精界を滅ぼそうとする恐るべきわなが動き出す。

監督:ヨアヒム・ローニング
撮影監督:ヘンリー・ブラハム,BSC
出演:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー、ハリス・ディキンソン、サム・ライリー
配給:ディズニー
オフィシャルサイト:https://www.disney.co.jp/movie/maleficent2.html
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2019年10月18日(金)日米同時ロードショー