津軽弁が人気のアイドル・王林さん「青森の魅力アピールを」

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写真提供:読売テレビ

 青森のご当地アイドルグループ「RINGOMUSUME(りんご娘)」のメンバー・王林おうりんさん(21)。かわいらしいルックスに加えて、見た目とギャップのある津軽弁トークが、バラエティー番組で人気を集めています。ゲスト出演した「秘密のケンミンSHOW+ダウンタウンDX合体2時間スペシャル」(日本テレビ系、27日午後9時から放送予定)の収録後、地元・青森への思いなどについて聞きました。

――ダウンタウンDXの初出演はいかがでしたか。

 最初は、(MCの)浜田(雅功)さんに怒られるかと思ったけど、楽しい時間でした。

――最近、バラエティー番組などに単独で出演して活躍していますが、本来は、農業活性化アイドルグループ「RINGOMUSUME」の7期生で、リーダーを務めているんですね。

 RINGOMUSUMEは、青森県弘前市で2000年に結成されました。元々はボランティア集団「弘前アクターズスクールプロジェクト」から誕生したダンス&ボーカルユニットです。地元のイベントなどに出演して、情報発信をしています。

――なぜアイドルになろうと?

 最初はモデルさんになりたいと思っていました。芸能界に入るきっかけになればと、「リンゴミュージック」という地元の芸能スクールに入ったところ、いつのまにかアイドルになっていました。今は、アイドルになれただけでなく、青森の魅力を伝えられるアイドルになれたことがうれしいです。活動をきっかけに、より郷土愛が深まりました。

――メンバーは全員、青森の名産であるりんごの品種から名前を取っているんですね。

 私のほかに、「とき」「ジョナゴールド(2代目)」「彩香さいか」という3人のメンバーがいます。

好きな男性有名人は?

――目標にしている人はいますか?

写真提供:読売テレビ

 モデルで歌手兼ダンサーの藤井夏恋かれんさん(E.G.family)です。それから、新潟のご当地アイドル「Negicco(ねぎっこ)」さんが私の理想です。地元での人気はもちろんですが、全国的にも活躍していますから。RINGOMUSUMEは、地元だと1ステージ300~400人ぐらいの前でイベントをやることが多いのですが、Negiccoさんは、1000人規模の大きな会場でライブをしているので、いつか私たちもそうなりたいと目標にしています。

――好きな男性有名人はいますか?

 俳優の舘ひろしさんが大好きです。ダンディーでちょっとだけ父親に似ているんです。父をちょっと美化しちゃっていますが(笑)。

――特技はなんですか?

 水泳です。今までは「即興ソング」って言っていたんですけど、すぐに「やって」と言われて恥ずかしいので、もう封印したいです。

中国人に間違われます

――王林さんって、名前から中国の方とよく間違われるとか。

 初めて会った人にはだいたい間違われますね。ニックネームも「わんちゃん」だし、なまっているので、よく間違われます。でも、王林ってりんごの品種名が由来なので、アクセントは「おう」にアクセントを置くのではなくて、平坦へいたんに「おうりん」と読むのが正しいんです。

――かなり強めの津軽弁がかわいいと評判です。

 これでもメンバーの中では、標準語に近いと思っているんです(笑)。ほかのメンバーにはもっとなまりが強い子がいますから。でも、方言も青森の良いところなので、恥ずかしがらずに、このまま津軽弁で発信していきたいと思っています。

――グループのリーダーとして、苦労はありますか?

 一応リーダーになっていますが、名ばかりで、そんなにリーダーらしいことはやっていないんです。私たちは普通のアイドルじゃなくて、ご当地アイドルなので、「ご当地アイドルにできることはなんだろう。どうしたら地元をPRできるだろう」と4人で考えて、そのことをライブに生かしていきたいと思っています。

――最近は、仕事で頻繁に東京に移動していると思いますが、移動中、どの辺りからスイッチが入りますか?

 青森から東京へは新幹線で片道約3時間半かかります。大都会の仙台駅を過ぎるころから「やるぞ!」って気合が入りますね。東京に行くときは、すごくエネルギーを使うので、車内で気合を入れていると、あっという間に着きます。帰りの新幹線では寝ちゃったりしますが(笑)。

――東京には慣れましたか?

 毎日びっくりし放題です。特に、東京の駅は難しいです。人も多いし、出口もたくさんあるし。青森だったら、もし乗り過ごしてもホームの反対側にいる電車に乗れば戻れるのに、東京でそうしたら、全然違うところに連れていかれます。何があったのかわからなくなって、まるでパラレルワールドです。同じ駅にJR以外にもたくさんの鉄道会社が乗り入れているので、難しいですね。

学業と仕事の両立は?

――現在は大学生だそうですが、学業と仕事との両立は?

 なんとか頑張っています。今、大学3年生で、経営法学を学んでいます。勉強はそんなに得意ではありませんが、IQテストの点数は高い方だと言われています。やればできる子です(笑)。

――オフの過ごし方は?

 青森は自然がいっぱいなので、海や山に行ってのんびりするか、家で録画した番組を見ています。

――王林さんのインスタグラムには、とてもスタイリッシュな写真が並んでいます。

 「青森は田舎ばっかりじゃないんだぞ!」って、オシャレなところも発信したいと思っていますから。

地元紙で1面を飾る

――先日、地元紙の夕刊の1面に、王林さんのインタビューが大きく掲載されていました。

 ありがたいことです。イベントの記事など、たびたび地元の新聞に掲載してもらうのですが、1面にこんなに大きく載ってうれしいです。記念に新聞をいっぱいもらいました。記事を見た人からも、「見たよー」「ありがとう」って声をかけてもらいました。よく「天然」とか「おバカ」って言われるけれど、今までの私たちの活動を地元の人も理解してくれているんだな、間違っていなかったんだなって感じました。

――全国的に有名になったことで、家族の反応は?

 「本当に良かったね。(ファンに)感謝しなくちゃね」って。いつも応援してくれています。

――今後はどんな活動をしていきたいですか?

 8月には新しいシングル曲がリリースされる予定です。RINGOMUSUMEの曲には、青森のお祭りのお囃子はやしのメロディーが入っていたり、歌詞に青森の名所や方言などが盛り込まれたりしています。地元のイベントに出演するのも大事ですが、もっと県外に出て、青森の魅力をアピールしたいと思っています。9月には新たな挑戦として、渋谷で500人規模の会場でライブをやるので、楽しみにしてほしいです。
 (取材/メディア局編集部・遠山留美、撮影/田中昌義)

王林(おうりん)

1998年4月8日生まれ。青森出身。青森県を拠点に活動するダンス&ボーカルユニット「RINGOMUSUME(りんご娘)」の7期生で、2代目リーダー(2013年から)。青森県弘前市を拠点に活動。