高橋愛さん「卒業してから、モーニング娘。がもっと好きに!」

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写真提供・読売テレビ

 人気アイドルグループ・モーニング娘。の中心メンバーとして活躍した女優でモデルの高橋愛さん。現在は、カジュアルな私服のセンスが買われてファッション誌などのモデルを務め、モーニング娘。時代の高橋さんを知らない若い世代からも絶大な支持を集めています。ゲスト出演した「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、3月7日午後10時から放送予定)の収録後、近況やモーニング娘。への思いなどについて聞きました。

ファッション、いろんなジャンルに挑戦したい

――ファッション誌のモデルとして活躍し、今やカジュアル女子たちのアイコンです。ふだんはどんなテイストのファッションを楽しんでいますか。

 デニムが大好きで、ベースはカジュアルですが、それとは違う要素を足してみたりして、いろんな格好を楽しんでいます。スニーカーをいっぱい持っているけれど、パンプスやバレエシューズも好き。好きなものが多くて幅が広いので、いつも困っています(笑)。この服に何かを合わせたいけれど、選択肢が多すぎて、どうしようって。

――こだわっていることはありますか。

 ファッションとはこうだって、決めつけないようにしているし、いろんなジャンルに挑戦したいと思っています。ただ一つ、こだわりがあるとしたら、私は身長が154センチしかなく、ちっちゃいことがコンプレックスなので、どうやったらコンプレックスを解消できるか、それをむしろ楽しめるかどうかを常に考えています。

――そんな高橋さんを見て、「小柄でも、こんなすてきな着こなしができる」と女の子たちが共感しているんですね。

 ファッション関連のSNSなどを見ると、私と同じぐらいの身長の女の子たちが、こんなに悩んでいるんだなって。私を見て、「今まで挑戦できなかったファッションに挑戦してみよう」って思ってくれた子もいて、うれしかったですね。

――今年の春・夏に挑戦してみたいファッションはありますか。

 今、透けている素材がけっこう出ているので、それに何かを組み合わせてみたり、セットアップで遊んでみたり。古着が好きなので、ミックスして遊んでみたいですね。

思ったことは我慢せず口に出す

――美容や健康のために、実践していること、心掛けていることは?

 家でストレッチをすることぐらいかな。

――ジムに行ったりはしない?

 行かないです。「行かなきゃ」と思うと、それがストレスになりそうで。毎日続けても苦にならないことだけをやるようにしています。旦那さん(お笑い芸人のあべこうじさん)には「笑うことが大事」ってよく言われるんです。楽しいことがあったら笑うし、悲しいことがあれば泣き、怒りたい時には怒る。できるだけ自分の気持ちにうそをつかないようにすることが、私の健康法でしょうか。

写真提供・読売テレビ

――きょう収録の「ダウンタウンDX」は、「奥様芸能人大集合」と銘打って、ゲスト出演者の皆さんの結婚生活を取り上げます。高橋さんも、仲睦まじい夫婦の様子が紹介されます。あべさんと結婚して丸5年がたちましたが、夫婦円満の秘訣ひけつを教えてください。

 思ったことは我慢せず、口に出すことですね。どちらかというと、口に出すのは私の方ですが(笑)。何か嫌だと思っているのが相手の顔に表れて、「何が嫌なんだろう」って思うことがあるじゃないですか。そんな時は、ちゃんと会話をすればクリアになります。何か思うことがあったら、なるべくその場で話をして、解決するようにしています。ちょっとした言い合いになっても、そこで終わりにして、次の日に持ち越さないことが大切と思います。

すべてを「モーニング娘。」で学ぶ

――モーニング娘。を卒業して7年半。もう当時のことは冷静に振り返られるのではないかと思いますが、高橋さんにとってどんな経験でしたか。

 つらいことも、くやしいこともあったけれど、振り返れば、「モーニング娘。で良かった」と思うことばかりです。メンバー全員が同じ方向に向かって、何かを成し遂げた時の達成感や、ライブでファンの方々と一体となる空間ができた時の喜びなどは、誰でも経験できることじゃありませんから。今の私につながっているすべてのことを、モーニング娘。で学んだ気がします。

――当時は、グループの中のメンバーの一人でしたが、今はソロのタレントとして、すべてを自分自身が受け止めなければなりませんね。

 卒業して初めて、自分は恵まれた環境にいたんだなと気づきました。卒業当初は、「モーニング娘。の看板が外れちゃうけど、どうしよう」という不安もあったけれど、負けず嫌いなので、「よっしゃ、やってやろう」と。自分が頑張れば、良い結果がついてくるし、頑張らなかったら、それなりの結果になる。今は、自分の好きなことを仕事として形にできているので、すごく楽しいです。

――ファッション雑誌などを見てファンになった若い世代には、モーニング娘。時代の高橋さんを知らない子もいるのでは?

 そういう子も多いと思います。今の私がきっかけで、モーニング娘。に関心を持ってくれた子もいるし、今のモーニング娘。のファンで、過去のメンバーをさかのぼって私のことを覚えてくれた子もいます。握手会などで「幼稚園の時から見ています」と言われることがあって、そういう言葉を聞くと、今まで頑張ってきてよかったなと思えますね。

かっこいい後輩たちを尊敬

――モーニング娘。に在籍していた頃のメンバーとは、今も仕事で顔を合わせることが多いようですが、プライベートで食事に行ったりすることは?

 卒業した後輩の子たちとは、時々行きますね。

――後輩たちのことは、やはり気になる?

 私、卒業してから、モーニング娘。のことがもっと好きになったんですよ。「こんなかっこいい曲を、めっちゃかっこよく歌ってる」って。後輩たちは、とにかくかっこよくて、尊敬しています。私が在籍していた頃より持ち歌がかなり増えているけれど、すべて自分たちのものにしているし、昔のモーニング娘。の曲も大事にしてくれています。何事も、持続させるのって大変じゃないですか。モーニング娘。というグループをさらにつないでいこうと頑張っている後輩たちのことを、本当に尊敬しているんです。

 ライブを見に行くと、みんな本当にかっこいいんですが、自分もやっていたから、見えちゃうこともあるんです。「この子はもうちょっとこうしたら、もっとよくなるんじゃないか」って。そういう時は、「ごめんね」と言って呼び出してアドバイスします。「だけど、これはあくまでも私の意見。これがすべてじゃないんだけど」とも付け加えます。まったく会話をしたことのない子に話をすることもあるんですよ。おせっかいですよね(笑)。

――目標にしていることはありますか。

 今は好きなことを仕事にできているので、それをもっと突き詰めていきたいです。語学もやらなきゃと思っています。英語や中国語、韓国語。でも、私は何事も追いつめられてから始めるタイプなんです。テスト勉強も一夜漬けでやるタイプなので、どれだけ自分を追いつめることができるか。それをずっと考えています。もしも海外で活動することになったら、語学は絶対に覚えなければいけなくなりますよね。となると、追いつめられる。そんなふうになったらいいなと思っています。

(取材・読売新聞メディア局 田中昌義)

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高橋 愛(たかはし・あい)

1986年生まれ、福井県出身。モーニング娘。の第5期メンバーとして、2001年10月から約10年間在籍し、第6代リーダー、「ハロー!プロジェクト」のリーダーを務めた。11年から「ふくいブランド大使」に就任。モーニング娘。を卒業後は、女優としてミュージカルやドラマなどで活躍し、現在はファッション誌にモデルとしても多数出演中。