エミリー・ブラント 公私ともに順調なハリウッドの人気女優

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エミリー・ブラント(ロイター)

 第91回アカデミー賞の作曲賞、主題歌賞、美術賞、衣装デザイン賞にノミネートされた映画「メリー・ポピンズ リターンズ」(2月1日より日本公開)。この作品で主人公メリー・ポピンズを演じているエミリー・ブラントが初来日を果たしました。

「プラダを着た悪魔」でブレイク

 英ロンドンで生まれ育ったエミリーは、2006年の映画「プラダを着た悪魔」でハリウッドに進出。メリル・ストリープ演じるファッション誌鬼編集長のアシスタントを演じ、世界的に知られるようになりました。

 当時、まだ21歳でハリウッドでは比較的無名だったエミリーは、撮影中、大女優のメリルが自分の演技をどう思っているのか不安だったそうです。しかし、撮影最終日にメリルからほめられ、うれし泣きをしながら帰ったと、米テレビ番組「トゥデイ」で語っています。

 その後、「イントゥ・ザ・ウッズ」(14年)では、メリルが魔女、エミリーがパン屋の妻の役で共演。それから年月を経て、最新作では、自身のキャリアで最も大きな役をエミリーが演じ、メリルはその彼女を喜んで支えるという、立場が逆転する状態となりました。

 エミリーは、米サイト「エンターテインメント・ウィークリー」に「会った時から、彼女は私にとって尊敬するトップ俳優でした。いまでは彼女は親友です。本当に初めから私のそばに居続けてくれたの。だから私は、彼女のもとで成長したようなもの」と語るとともに、メリルが型にはまらず、さまざまな役や演技に挑戦し続ける様子に影響を受けていると明かしています。その言葉通り、エミリーもアクション、ホラー、歴史ものまで幅広い作品に出演しています。

何もかも順調なハリウッドの「パワーカップル」

 エミリーは10年に俳優のジョン・クラシンスキーと結婚しており、昨年、映画「クワイエット・プレイス」で、主演の夫婦役で初共演しました。ジョンが共同脚本、監督、製作総指揮を務めたこの作品は、音を立てると何者かに襲われるというホラー映画で、低予算ながら大ヒットを記録。今年1月14日に行われた放送映画批評家協会賞でSF/ホラー映画賞に輝きました。

 その受賞スピーチでジョンは「私の子どもたちへのラブレターになる映画を私は作ることができました。人生を共に歩む最愛の人と一緒にできたので、この映画は最高だと確信しています」と妻エミリーと子供たちへの愛をアピール。エミリーは「メリー・ポピンズ リターンズ」で今年の米ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネート、米アカデミー賞の有力候補ともうわさされるなど、二人はハリウッドのパワーカップルとして注目を集めています。

“5か月ルール”で家庭と仕事を両立

 プライベートでは、ジョンとの間に4歳と2歳の娘がいるエミリーは、母親になってから出演作やその時期を選ぶようになったと、英誌「ハロー」に明言しています。また、米誌「ハリウッド・レポーター」では、撮影が終わったら、次の撮影まで最低5か月は空けるルールを設けていると、夫婦一緒でのインタビューで語りました。

 ただし、「クワイエット・プレイス」だけは、夫のためにルールを破り、「メリー・ポピンズ リターンズ」の撮影後すぐに撮影に入ったといいます。公私ともに今、絶好調のエミリー。これからの活躍が楽しみです。

 Profile】Emily Blunt(エミリー・ブラント)1983年2月23日、イギリス・ロンドン生まれ。イギリスで舞台、映画で活動した後、2006年の映画「プラダを着た悪魔」でハリウッドに進出。10年、俳優ジョン・クラシンスキーと結婚し、2人の娘をもうけました。18年、夫ジョンが監督、脚本、製作総指揮を務めた映画「クワイエット・プレイス」で夫婦共演。最新作「メリー・ポピンズ リターンズ」は2月1日に日本公開。

太田万紀子(おおた・まきこ)
海外セレブゴシップライター&エディター。
海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。アンジェリーナ・ジョリー、ビクトリア・ベッカムの子供たちをはじめ、続々デビューする2世セレブのウォッチングに加えて、ジェニファー・ロペス、グウィネス・パルトロウなど、本業の他に子育て、恋愛、サイドビジネスに大活躍のアラフォーセレブの動向に注目しています。
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