コロッケさんの愛娘・滝川光さん、目指すはあの喜劇女優!

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 ものまねタレント・コロッケさんの次女で、今年5月に女優として本格デビューを果たした滝川光さん(20)。ゲスト出演した「ダウンタウンDX」(11月1日午後10時から放送予定)では、父親譲りのものまねの才能も発揮します。番組収録後、滝川さんに芸能活動の抱負などについて聞きました。

――「ダウンタウンDX」は初出演ですね。感想は?

 これまでもテレビ番組には何度か出演させていただきましたが、まだまだ新人なので、きょうもすごく緊張してしまって。でも、収録前の待機中に、他のゲストの方々が話しかけてくださって、だんだん緊張がほぐれました。収録中は、(MCの)浜田(雅功)さん、松本(人志)さんがしっかり目を見て私の話を聞いてくださるので、だんだん安心してきて、他の出演者の皆さんと一緒に番組を楽しむことができました。

オーディションで主演の座射止める

――今年5月に、舞台公演「The FAT(ザ・ファット)」(東京・池袋 シアターグリーン)で主演を務めました。どんなストーリーの舞台だったのですか。

 ある地方の弱小航空会社のお話です。同じ町に大手の航空会社が参入することになって、美人のキャビンアテンダント(CA)たちがそろって引き抜かれてしまうんです。私は仕事のできない事務職の「KAYO」という女性の役。KAYOは社長に頼まれて、CA探しをするのですが、集まったのは、KAYOを含め、全員が太っていて(笑)。さあ、どうする、というのがお話の流れです。

――滝川さんは、オーディションを受けて主演の座を射止めたのですね。

 明治座(東京)に父のショーを見に行った時に、「オーディションを受けてみない?」って声をかけられたんです。私、太っていたので(笑)。父にその話をしたら「受けてみれば?」と。

――舞台の関係者が、コロッケさんの娘さんとは知らずに声をかけたんですね。

 そうなんです。声をかけたら、たまたまコロッケの娘だったと。メインの「ファット」の役は5人ぐらいいると聞いたので、私もその中の一人で、「主演の方の横に立てるんだ。すごいな」と思っていたら、「あなたが主演です」と言われてドキッとしました。「私なんかが主役をやっちゃっていいのかな」と不安だったけれど、舞台の初顔合わせに行ったら、とてもいい方ばかりで。それで、本番でも安心して舞台に立つことができました。

――初主演をやり遂げて、自信がついた?

 公演中、動画を撮影してもらって、自分の演技をチェックしていたのですが、動きがわかりづらいとか、セリフの言い方が良くないとか、欠点ばかりが目について。でも、見てくださった方から「良かったよ」とか「成長したよ」といった言葉もいただけて、元気をもらいました。学校や習い事の発表会で演じた時は、見てくれたのは自分の知っている家族や友達ばかりでした。今回、まったく知らないお客さんの前で堂々と演技ができたことは、自信になりました。

父が娘のものまねをチェック

――芸能界に入ったのは、お父さんのコロッケさんの影響だったのですか?

 3歳の時、父がミュージカル「西遊記」に出演して、見に行ったことがあるんです。公演が終わって、カーテンコールで舞台上にいる父に客席から手を振ったら、父と目が合って私に向かって手を振ってくれたんです。その時に「私もあそこに立つ人になりたい!」と思って。その後、両親にお願いをして、演技や歌、ダンスなどの習い事をさせてもらいました。

――小さい頃から、芸能界入りの準備をしていたのですね。今は、洗足学園音楽大学の声優アニメソングコースで学んでいるそうですね。

 たまたま進路に悩んでいた時に、声優アニメソングコースが新設されるという話を聞いて。声優のお仕事にも興味があったので、洗足学園に入学しようと決めました。

――コロッケさんは、滝川さんの芸能界入りには賛成だったのですか。

 父は「やりたいようにやりなさい」と言ってくれました。「お仕事をいただくからには、『自分が1番』ではなく、『(仕事の)相手が1番、自分は2番』と考えなさい。それをしっかり心に残して頑張りなさい」と。

――芸能界の大先輩として、具体的にアドバイスをしてくれることは?

 私が番組でものまねをやらせていただいた時は、父がチェックしてくれるんです(笑)。それで、「こんな時はこうした方がいいよ」って、ちょっとだけアドバイスしてくれます。たぶん、たくさんアドバイスすると、私が自分で考えなくなると思っているみたいです。

収録では、父・コロッケさん譲り(?)の森進一さんのものまねも披露

――ふだんはどんなお父さんですか。

 天然ぶりがすごいです。ちょっと動物に近いというか(笑)。時々、姿がふっと見えなくなることがあるんですよ。ある日、家族でレストランに食事に出かけた時も、突然席を外して、どこかに行ってしまったんです。探してみたら父は、店内に飾ってあった絵をじっと見続けているんです。時間にして20分ぐらい。それも、ずっと口をポカーンと開けたまま見ているんです。「お父さん、何してるの?」と聞いたら、「いや……いや……」と言うだけで、自分でもよく分かっていない様子なんです。やっぱり、ちょっと変わっているな、天然だなって(笑)。

合コンは「怖い」

――率直に言って、「親の七光り」などと言われることもあると思います。気になりますか。

 気にしていたら、心がズタズタになるので、楽しく考えたいです。「テレビで見ました。頑張ってください」と声をかけてくださる方もいます。応援してくださる方がいると思えば、何を言われても大丈夫だと思っています。

――女優、ものまねタレントとして活動し、声優になるための勉強もしています。今後の目標は?

 今はいろんなことに挑戦したいです。私には尊敬する方がたくさんいて、声優なら山寺宏一さん。お芝居なら、喜劇女優の藤山直美さんです。もちろん、父のことも尊敬しています(笑)。先日、藤山さんの舞台を見に行ってきました。藤山さんが登場しただけで、お客さんからドッと笑いが起きるんですよ。笑いだけでなく、泣き笑い、両方の演技が素晴らしくて、本当にすごい舞台女優さんだなと思いました。私も藤山さんのようになりたいです。

――普段はどんな女子大生ですか。

 アニメが好きで、今は「僕のヒーローアカデミア」というアニメにはまっています。高校時代の同級生に「最近、何してる?」って聞いたら、「インスタグラム」とか「お酒」って返ってきて。私、インスタグラムの使い方がわからないので、兄に教えてもらおうかなと思っています。それと、「合コンに行った」という友達もいて、「なんと華やかな……」と思いました。

――合コンに参加したことはない?

 怖くて行けないんです(笑)。私は仲の良い友達と、学校の練習室で演劇の話をしている時間の方が楽しいです。

(取材・読売新聞メディア局 田中昌義、撮影・本間光太郎)

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滝川 光(たきがわ・ひかる)

1998年生まれ。東京都出身。父は、ものまねタレントのコロッケさん。姉は、シンガーソングライターのMADOKAさん。2018年5月、舞台「The FAT」(東京・池袋シアターグリーン)で主演。洗足学園音楽大学音楽学部声優アニメソングコースに在学中。