矢口真里さん 2度の恋愛スキャンダルにも引退しなかったワケ

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写真提供:読売テレビ

 約4年間交際していた会社員男性と今年3月に再婚した「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの矢口真里さん(35)。ゲスト出演した「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、30日午後10時から放送予定)の収録後、新婚生活や、2度の恋愛スキャンダルにも芸能界を引退しなかったワケを聞きました。

“ワイプモンスター“は健在

――――久しぶりのダウンタウンDXへの出演はいかがでしたか?

 いやー、5年4か月ぶりです。芸能界に復帰してからは初めてです。最初は緊張しましたが、大好きなバラエティーの現場なので、すごく楽しかったです。

――――矢口さんは、バラエティー番組などでVTRを見ている際のリアクションが評価されていました。今回も、有吉(弘行)さんがつけたあだ名の“ワイプモンスター“ぶりは健在でした。

 本当ですか!? あまり意識はしていないんですが(笑)。

――――3月にご結婚されたそうですね。どんな旦那さんですか?

 一応“新婚”です(笑)。私も家事はやるけれど、「忙しいときは、家のことはできない」と最初から彼に言ってあるので、お願いしなくても率先して家事をしてくれます。家に帰ると食器が洗ってあったり、洗濯物がたたんであったり。

――――お盆に旦那さんの実家を訪問したそうですが、お嫁さんとしての振る舞いは大変でしたか?

 結婚してから初めてだったのですが、エプロンをつけて料理を手伝うとかはしませんでした。お義母さんは全部やってくれる方なんです。私は前日遅くまで仕事をしていて、朝イチで行ったので、ものすごく眠くて。「すみません。ちょっとだけ寝かせてください!」と言って、着いてから2時間ぐらいお昼寝しちゃいました。それでも、すき焼きやお寿司(すし)や焼き肉を出してくれて、とても居心地がよかったです。

復帰後はネットとステージがメイン

――――現在のお仕事は?

 最近はバラエティー番組にも徐々に呼んでもらえるようになりましたが、ネット配信の番組がメインですね。それから、今年はモーニング娘。がメジャーデビュー20周年なので、歌手としてのお仕事も多いです。ハロープロジェクトの後輩たちとステージに立ったり、モー娘。OGとして、現役メンバーと一緒に歌番組の特番に出演させていただいています。

――――やっぱりステージは楽しいですか?

 バラエティーとは違った緊張感がありますね。モー娘。の現役メンバーのファンの人たちの前で歌う時には、「この子たちは、私のことを知っているのかな?」と思ったりとか。先日は札幌のライブで、モー娘。の派生ユニット「タンポポ」の歌「たんぽぽ」を(元メンバーの)飯田圭織と2人で歌いましたが、ファンの人たちが温かく迎え入れてくれて、タンポポのイメージカラーだった黄色いサイリウムを振ってくれたのが、たんぽぽ畑のように見えて感動しました。歌声がぶれそうになって危なかったです。

「激動の芸能人生」大きな転機は?

――――今回のダウンタウンDXのテーマは「紆余(うよ)曲折! 激動の芸能人生」でした。本当に波乱万丈でしたね。矢口さんの転機は?

 1998年に15歳で芸能界に入ったのが一番の転機でした。私はモー娘。のオーディションに合格し、2期メンバーとして加入したので、下積み時代はありませんでした。オリジナルメンバーが敷いてくれたレールがあって、その上を走ったという感じだったんです。いきなり売れてしまって、その年のNHKの紅白歌合戦にも出演しました。忙しさもピークで、激動の一年でしたね。モー娘。を辞めてからはバラエティー番組にたくさん出演しました。その後、離婚して表舞台には出られない時期があり、「このまま仕事がなくなっちゃうのかな?」と思いました。

 でも、こんな私でも芸能界には居場所がたくさんあって、いろいろなお仕事があるということを知ったんです。徐々に仕事も増えてきて、芸能界って、本当に温かくて懐が広いんだなと思いましたね。最近は、地方のレギュラー番組やイベントに出させてもらう機会が増えたけれど、移動が多いので、年齢的にだんだんきつくなってきました(笑)。しかも、毎週火曜日の深夜1時から3時まで、ネットの生放送があるんです。若い時はよかったのですが、30代後半になって、体力の衰えを感じますね(笑)。

気を使われるのが一番きつかった

写真提供:読売テレビ

――――30代後半に差し掛かるということで、お子さんがほしいという希望はありますか?

 35歳なので、めちゃめちゃ考えています。ハロプロメンバーもお母さんが多くて、みんな子どもが2人とか3人とかいるんです。辻(希美)ちゃんは今度4人目が生まれるそうですし、びっくりです。私も2人はほしいと思っているので、いよいよ真剣に考えなければと思っています。

――――仕事をお休みしている間、ハロプロメンバーとは連絡を取っていたのですか?

 みんなはずっと、メールやLINEを送ってくれていましたが、誰にも返事ができない時期が1年以上ありました。その後は、同期の(保田)圭ちゃんや、仲のいい石川(梨華)や、吉澤(ひとみ)と食事に行っていました。現場に復帰するときは、みんなが「よかったね!」と、温かく迎え入れてくれました。メンバーは「大変だったね」って、わりと軽めに言ってくれて。気を使われるより逆にうれしかったです。気を使われるのが一番きついかな。

辞めて楽になりたかったけど……

――――この5年間で学んだことは?

 自分がすごくつらい時に、そばにいてくれる人は“ホンモノ“だなと思いました。友だちも家族もそうです。それに、本当にいい事務所に入ったなと思いました。私をクビにせず、そのままいさせてくれて、「どうしたい?」って聞いてくれて、私に一切を委ねてくれたんです。すべての人に感謝したいです。

――――実際、引退は考えましたか?

 とにかく仕事を辞めて楽になりたいと思っていました。でも、絶対に辞めたほうが大変なんですよ。お金を稼ぐこともそうだけれど、外を歩くにもコソコソしなければなりません。再婚した彼と変な目で見続けられる。だから、引退してはダメだと。

――――復帰のきっかけは?

 デタラメやウソの(うわさ)を流されて、「このままでは騒動は収まらない。自分の口で説明しよう」と思い、2014年の10月、情報番組で復帰会見を行いました。今思うと、何かを守ろうとしていたのか、あいまいな答えをしたりして、批判も受けました。今なら何でも受け止められるんですけど。もう、守るものは何もないので(笑)。人の悪口を言うのはダメですが、自虐ネタだったり、当時のことは包み隠さず言っています。どんどん「(はがね)のハート」になっています(笑)。

――――旦那さんは以前、モデルをやっていましたが、引退されたそうですね。矢口さんの芸能活動への反応は?

 騒動を振り返る番組に出演することが多いので、彼を傷つけてしまうかもしれないし、私の出演番組はあまり見せないようにしています。でも、基本的には応援してくれますし、私が忙しいときには、ご飯を作って待っていてくれて、ちょいちょい癒やされています。

――――今後、どんな活動をしたい?

 人生に挫折した人の励ましになれるような、テレビの仕事をしたいと思います。

 (聞き手、撮影:メディア局編集部・遠山留美)

矢口真里(やぐち・まり)

 1983年1月20日 生まれ。神奈川県出身。1998年5月、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。」追加メンバーオーディションの第2期メンバーとして選ばれる。2005年4月、モーニング娘。を脱退。バラエティー番組を中心に活動。

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