三船美佳さん、人魚になって恋したい!

DTDX×OTEKOMACHI

 タレントの三船美佳さん(35)が、「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、16日午後10時から放送予定)にゲスト出演しました。離婚から2年。番組の収録後に、一人娘との関係やこれからの夢について聞きました。

家に入るときの合言葉

――今回の収録は、芸能人の親子の特集でした。お母様の元女優、喜多川美佳さんと2人での出演はいかがでしたか。

 お話をいただいて「え~! 母、大丈夫か~」って思ったんですけど、大阪から東京に向かうとき「緊張してない?」と聞いたら、「大丈夫よ」って。出演中も、途中からなにかどっしりして、リラックスして楽しんでいるのがわかりました。ダウンタウンさんや周りの皆さんも温かくて、私もひとりのときよりも居やすかったです。

――お母様とは同じ名前ですね。お父様の三船敏郎さんが、芸能界を引退した喜多川さんの美佳という名前を残したくて、娘に同じ名前をつけたそうですね。お母様は、どんな方ですか。

 一言で言うと、楽天家です。小さいことは気にしなくて、「ハッピーだったら何でも解決できるのよ」っていうのが母の考え方で、とても尊敬しています。「うそでしょ」と思うほど、おっちょこちょいなのは、私も似ているので嫌になっちゃうんですけどね。悩んだりすることがあっても、家族の前ではいつもハッピーでいてくれる。私もそういう母親になりたいので、すごく見習うところが多いです。

――娘さんはそろそろ思春期でしょうか。

 もうすぐ14歳。この1、2年は距離感が難しかったですね。近すぎるとぶつかるし、遠くなると寂しいという気持ちも出てきて。でも、思春期の大きな波は越えた感じで、また更に可愛くなって仲よくしています。

――お母様から受け継いだ大切なことがあるそうですが、それは何でしょうか。

 外から帰ってきたときの合言葉ですね。家で待っている家族は「何者じゃ」と尋ねる。帰ってきた人は「くせ者じゃ」と答えるんです。そうしないとドアを開けない。娘も小さい頃はそう言っていたのですが、去年あたりはこっちが「何者じゃ」と聞いても、外から「はあ」って、ため息が聞こえてきて。なかなか「くせ者じゃ」と言ってくれない。それでも私がしつこくやるので、娘は苦笑いしていましたね。

厳しいシングルマザー

――シングルマザーになって、子育てで気にかけていることはありますか。

 何でも話してもらえる母親でいたいと思っています。結構厳しくしすぎたところもあったので、最近はもう少し甘えてもいいんだよ、という感じで接しています。母からのアドバイスもあって。娘は私のいないときに、母に私の悪口を言っているみたい。でも、母と私と娘の3人で「あんなこと言ってたよ、こんなこと言ってたよ」って話しているので、互いにわかり合えています。

――仕事との両立について聞かせてください。

 出産前の仕事納めが、この番組だったんですよ! 出産の2週間前。スタジオの斜め向かいの病院で出産予定だったので、入院グッズを後ろに置かせてもらって出演しました。「番組中に生まれたら、ちょっとおいしいね」なんて言ってました(笑)。産後は1か月で仕事に復帰して、娘が小さい頃はずっと現場に一緒に連れて行っていました。娘にとってテレビ局のメイクルームは私よりも“庭”みたいなもので、「ここに何が入っている」と教えてくれたりしていましたね。周囲の支えがなければ、お仕事も育児も両立できなかった。ありがたい環境だったなと思います。

人魚になりたい

――娘さんも成長して、これからどんなことに挑戦したいですか。

 子供が大きくなってきたからこそ、もともと好きだったお芝居も改めて勉強したい。プライベートも充実していて、サーフィンをやったり、ロケでスキューバーダイビングをしたりして、子供のころの夢を思い出しちゃって。人魚になりたかったんです! もし人魚の役があったら、ぜひとも“ばばあ人魚”の役で出たいです(笑)。

――デビューから21年だそうですね。

 テレビや映画、音楽は、落ち込んだり元気がなかったりしても、とても元気を与えてくれる。自分がハッピーなときなら、想像力を与えてくれて、新しい世界を見せてくれます。だから、どんな形でも続けていきたいとデビューしたときから心に決めています。こんな自分でも続けさせてもらっているという感謝の気持ちで、これからもやっていきたいです。

充電して恋したい

――ところで、いい色に日焼けしていますね。

 今、最大の悩みが「海で過ごしたい」ってことなんです。日焼けしちゃいけなくて、今も社長に怒られていたんですけど。今年初めて、日焼け止めの二度塗りをしました。正直、シミ・そばかす、メラニンとはめっちゃ闘ってます。

――海に魅せられたのですね。

 海に潜ってみたら、私は35年、地球に生きていて、父やお仕事のおかげで世界各国を旅させてもらっているのに、今まで全く見られなかった現実がそこにあったんです。今ここに存在しているのに、見られていなかったパラレルワールドがあって、それがすごく神秘的で。落ち込んだときにも「何で海って、こんなにパワーをくれるんだろう」って思いました。悲しみとか切なさとか苦しみとかを全部、毛穴から吸い取ってくれて、適度にパワーを充電させてくれる。海から上がってくると、すとんと肩の力が抜けている。海の魅力、すばらしさ、大切さを伝えていく活動もしていきたいです。

――海でエネルギーをチャージして、新しい恋がしたくなりましたか?

 恋したい気持ち、ありますね! いい人、見つけてください! 人魚になって、潜って探してこようかな(笑)。

(聞き手・読売新聞メディア局編集部 小坂佳子)

三船美佳(みふね・みか)

 1982年、東京都出身。女優、タレント。父は俳優の三船敏郎。
 テレビ番組「朝だ!生です 旅サラダ」(朝日放送)、「住人十色」(毎日放送)、「4時!キャッチ(金曜日)」(サンテレビ)にレギュラー出演中。