妻でタレントの辻希美さんが第4子を妊娠したことを明らかにした俳優の杉浦太陽さんが、「ダウンタウンDXDX2時間SP」(日本テレビ系、12日午後9時から放送)に出演しました。収録前に、4人の子どものパパになる抱負、夫婦円満のヒケツについて聞きました。
――改めて、おめでとうございます。
ありがとうございます。1人目の時は2人目、2人目の時は3人目の想像ができなかったので、今度もどんなふうになるのか生まれてこないと分からないけれど、楽しみです。たぶんドタバタでしょうけど、家庭に笑顔が一つ増える。みんなよく笑ってくれるから、笑顔が6個になります。
――一番下の昊空(そら)くんが生まれたのは5年前。久しぶりの赤ちゃんですね。
妊娠にあたって、現在の子育て支援制度などを調べたんですが、いろいろ変わっていて驚きました。今はベビー情報を調べられるアプリもたくさんあって、スマートフォンですぐ出てくる。1人目の時、育児書を買って一生懸命読み込んでいたのに比べると、便利になりましたよね。
名前には「空」を
――子どもたちの名前にはみんな「空」がつきます。4人目も?
一応、妻に「やめる?」と聞いてみたけれど、「なんで自分には『空』がないんだ」となったらかわいそうなので、「ここまで来たら入れよう」と決めました。まだ妊娠5か月で性別が分からないので、名前はこれから考えます。
――子どもたちも赤ちゃんを楽しみにしているのではないでしょうか。
みんな「おんぶする」って言っています。生まれてまもなくすれば3人とも小学生。「ちびパパ」「ちびママ」ですね。妻と2人でしてきた子育てを5人でするのかな、という楽しみがあります。
イクメン増えてうれしい
――杉浦さんと言えば、子どもの世話をしたり、料理をしたりする姿をブログで披露するなどイクメンのお手本です。
10年前に1人目を育てていた時は、まだイクメンという言葉がない時代でした。最近、街を歩いていると、ベビーカーを押したり、抱っこひもを付けて子どもを抱いたりしているお父さんをよく見かけるようになりました。10年前は今ほどにはいなかったと思います。自分のことを「イクメンだ」と言ったことはないけれど、こうして子育てに参加するパパが増えてうれしいです。
恋愛している時の気持ちを忘れない
――6月28日放送の「ダウンタウンDX」には妻の辻希美さんが出演。電話を切る時は、お互いに「チュチュチュ」と言ってから、と話していました。
地方ロケで寝る前はそうですね。そういうのを決めておかないと初心を忘れちゃうので。照れくさがっちゃダメです。10年、20年たっても、恋愛している時の気持ちを大事にしたいと思っています。
――夫のかがみのような行動ですね。
以前、けんかしたことがあって、話し合った時に「昔に戻りたい」と言われたので。
――今はけんかはしないんですか?
つわりがひどかったので、けんかしている場合じゃなかったです。この番組の収録の時も心配でした。家事や子どもの世話を代わったりして、できる限りサポートしています。
リアルなウルトラマンに
――鍛え上げられた筋肉が話題になることもしばしばです。
子どもたちに「パパはウルトラマンなのに、ひょろひょろだ」と言われ、「リアルなウルトラマンになってやるから」と言ったのがきっかけでした。それからずっとトレーニングを続けています。
――以前の写真を見ると細めの体形でした。どうやって筋肉量を増やしたのでしょうか。
何も持てなくなるまで、立てなくなるまで筋肉トレーニングをして、プロテインを1日3回飲んで筋肉量を増やしました。やめてしまうと落ちてしまうので、今も週に1、2回は仕事の合間に時間を見つけてトレーニングしています。地元のジムにトレーニング仲間がいて、おじいちゃんも若い子も一緒にやっています。
絵日記がムキムキに
――子どもたちの反応はいかがですか?
プールに行った絵日記を見たら、パパだけ筋肉ムキムキの悟空みたいなイラストになっていました。子どもたちにそういうイメージを持ってもらえたということがわかって、うれしかったですね。
――料理が得意な杉浦さんですが、家庭ではどんなご飯を作っていますか?
フレンチとかイタリアンなど、おしゃれな料理はあまり食べてもらえません。オムライスや唐揚げ、チャーハンが人気メニューです。しっかり栄養を取ってもらうため、野菜を細かく切って、混ぜ込んでいます。
――仕事、育児と忙しい毎日ですね。
ロケの仕事もお芝居も子育ても大好きです。仕事のストレスは育児で、育児のストレスは仕事でそれぞれ発散させて、良いリズムができています。あとは、筋肉トレーニングで自分の時間を楽しんでいますね。
(聞き手:メディア局編集部・山口千尋、撮影:高梨義之)
【あわせて読みたい】
・スザンヌさん息子の「行かないで」に悩んだシングルで働く決意
・佐藤仁美さん「ぽっちゃりキャラ」卒業で、得たもの失ったもの
・GENKINGさん「キャラ偽りだった」性別適合手術の心境語る