今年2月、大阪在住で5歳年上の男性と結婚したタレントの菊地亜美さん。既婚の女性ゲストたちが家庭にまつわる面白エピソードなどを披露する「ダウンタウンDX」の「奥さま特集」(日本テレビ系、28日午後10時から放送予定)に出演しました。収録後、菊地さんに新婚生活の様子や夫への思いを聞きました。
――ご結婚おめでとうございます。今日の収録はいかがでしたか?
ありがとうございます。今日のゲストの中で、一番間近に結婚したのが私です。ダウンタウンDXの「奥さま特集」に出るのが夢だったので、新鮮でしたし、ドキドキしちゃいました。先輩の奥さま方にいろいろ教えてもらって、勉強になりました。
結婚生活は最初が肝心
――キャシー中島さんから「最初が肝心よ!」と言われていましたね。
夫は最初から家事を手伝ってくれていますが、結婚前に「最初だけでずっと続けられないのなら、手伝わなくてもいいよ。10年後も続けられることだけやってね」と言っていたんです。キャシーさんの話を聞いて、「最初に言っておいてよかったな」と思いました。
――旦那さんが大阪、菊地さんが東京で、離れ離れに生活しているそうですが、すれ違いになりませんか?
あまりならないですね。お互いに仕事を調整して、私が仕事で大阪に行ったり、旦那さんも東京に来てくれたりして、会える時間を作るようにしています。
――お互いをなんと呼び合っていますか?
私のことは「亜美ちゃん」。私は結婚前からずっと呼んでいたあだ名で呼んでいます。
――旦那さんはどんな方ですか?
明るくて、よくしゃべるアクティブな人。関西のノリで面白いんです。見た目はきりっとしていて、ちょっと怖そうに見られるんですけど、実際はそんなことはなくて、家族も友達も私のことも大事にしてくれる、優しい人です。
――出会いは?
大阪で仕事が終わったあとに、大阪在住の友達が旦那さんと食事をしていて、そこに私が合流したのがきっかけです。
――結婚を決めたポイントは?
私より旦那さんの方が結婚願望は強くて、私は全然、その気がなかったんです。付き合って3か月ぐらいの時に、「結婚したい」と言われました。私も彼のことを大好きで、いつか結婚するなら彼と結婚したいと思っていましたが、今じゃないと。だから、彼は私の友達からも「なんで、こんな結婚願望のない人を変えられたの?」って聞かれたそうです。出会った当初から、結婚を匂わすことを重くならない程度に言ってくれていました。それが効果的だったのかもしれません。彼は、私のことを聞くよりも自分のことをたくさん私に話してくれました。そうしていくうちに、彼のことをよく知り、信頼することができたんです。
結婚の理想と現実にギャップなし
――結婚前に持っていた理想と、結婚後の現実にギャップはありましたか?
多くの女の子は結婚に対していろいろあこがれを持っていると思いますが、私は全然、f結婚願望がなくて、もしかしたら一生結婚しないんじゃないかと思っていたぐらいなんです。理想もあまりなかったので、ギャップは感じませんでした。逆に「奥さんって、こんなこともしなくちゃいけないんだよね?」って旦那さんに言うと、「いいんだよ、そんなことしないで。今のままでいいよ」と言ってくれるので、結婚前と変わらずにいられます。
うちは、大阪と東京で離れて暮らしているので、自分のことは自分でやります。率先して家事をやってくれるわけではありませんが、お願いすると、快く「やるよ!」と言って手伝ってくれるので助かっています。家事のことでけんかすることは、あまりありませんね。
――けんかするときの原因は?
本当につまらない、小さなことです。「やめて!」と言ったことをわざとふざけて、もう1回やってきて、それでけんかしたり。何が原因でけんかしたのか、覚えていないこともあるくらいです。
――共通の趣味はありますか?
食ですかね。彼はとてもグルメで、私も食べることが好きなので、旅行のときもおいしいお店にたくさん連れていってもらいました。新婚旅行でも「おいしいお店を予約したいね」って話しています。
頑固な私を変えてくれた
――家で一緒にいる時はどんなことをしていますか?
彼が映画好きなので、大体映画鑑賞しています。以前は字幕付きの洋画を見るのがおっくう苦手で、「寝ちゃうかもしれないよ」って言っていましたが、家で一緒に見るうちに意外にはまってしまって、今まで自分では選びそうもなかったジャンルの映画も観るようになりました。
――結婚して変わったことは?
私は頑固で、自分が興味ないことは彼に言われても「私、やらないから」って断っていたんですよ。でも、そんなことも一緒にやると楽しいかなって(笑)。自分が変わったなと思います。決して流されたとかではなく、こんな頑固な自分も変わるんだと、自分でもびっくりしています。
子どもはすぐにでも
――収録中、辻希美さんが4人目のおめでたを明かしましたが。
私も旦那さんも子どもが好きなので、すぐにでも欲しいのですが、秋に結婚式を控えているので、その準備もあるし、子どもはその後に考えたいですね。
――どんなお母さんになると思いますか?
厳しいお母さんになっちゃうと思います。友達のような親子とは言いませんが、なんでも相談し合える親子関係でいられたらと思います。
――結婚後、仕事への取り組みも変わりますか?
これからも今まで同様に頑張りたいと思っています。今までは、バラエティー番組で体を張った仕事も進んでやっていましたが、家族も増えたし、自分一人じゃないんだということを頭に置いて仕事をしていきたいです。
――将来の夢は?
大変なことだとは思いますが、ずっと今のまま、変わらずにいられたらなと。子どもができたら、ごく普通の幸せな家庭を築いていきたいですね。
うり二つな2歳上の姉
――先日、画像投稿アプリ「インスタグラム」で、顔がうり二つなお姉さんとの2ショットが話題になりました。
2歳年上の姉は、私と間違えられて、街でもよく声をかけられるらしいです。写真より実物の方がもっと似ていると言われますね。姉は私より小柄なので、妹だと間違われます。
――婚活に励んでいる女性たちにアドバイスを。
けんかは、ほどほどにした方がいいとは思いますが、言いたいことを我慢したまま結婚すると、あとでぷっちんと糸が切れてしまうのでは。言いたいことは最初に言える関係を作ったほうがいいと思います。
(聞き手:メディア局編集部・遠山留美、撮影:高梨義之)
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