マーゴット・ロビー ハネムーンより撮影を優先する演技派女優

セレブ☆スタイル

今年3月、ロサンゼルスで行われた第90回アカデミー賞授賞式にシャネルのドレスを着て出席したマーゴット・ロビー(ロイター)

 映画「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」(5月4日から公開)で米アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビー。オーストラリア出身の27歳で、近年出演作が相次ぎ、同世代のハリウッド女優の中でも抜きん出た存在です。

世間を騒がせたフィギュアスケーターを熱演

 マーゴットは人気ヒーローアクション映画「スーサイド・スクワッド」(2016年)で演じた“悪カワ”ヒロイン、ハーレイ・クイン役でブレイク。映画は大ヒットを記録し、ハーレイ・クインのコスチュームは16年のハロウィーンのトレンドとなりました。

 

@margotrobbieがシェアした投稿

 そして、「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」で演技派としての才能を開花させました。マーゴットが演じたのは、アメリカ人女性で初めてトリプルアクセルに成功し、冬季五輪に2度出場したフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディング。トーニャは1994年のリレハンメル五輪出場をめぐり、ライバルのナンシー・ケリガンへの襲撃を元夫らに命じたとして疑惑の目を向けられ、世間を騒がせました。

 4か月間にわたってスケートの特訓を受けて役に臨んだというマーゴットは、トーニャの波乱万丈の半生を見事に演じて、第90回アカデミー賞主演女優賞にノミネート。惜しくも受賞は逃したものの、その演技力を高く評価されました。

 英紙「インデペンデント」電子版のインタビューによると、マーゴット自身は当時4歳だったため、「ケリガン選手襲撃事件」を知らなかったそう。トーニャのビデオなどを半年間繰り返し見て、自身の中でキャラクターを作り上げてから、撮影開始2週間前にトーニャ本人に会ったのだとか。

 同作でプロデューサーも務めているマーゴットは、「私があくまでも一人のキャラクターを演じていると理解していただけたらうれしいです。私の心の中では、あなたと(私の演じている)キャラクターは全く異なるわ」とトーニャに言いたかったそうです。2人が会った際、トーニャは映画について深い理解を示し、とても協力的だったそうです。

結婚は業績ではない

 ここ数年間で女優のキャリアを格段にアップさせているマーゴットですが、プライベートでも大きな変化がありました。16年12月、以前から交際していた映画監督のトム・アッカーリーと電撃結婚したのです。

2016年11月、ニューヨークで開催されたゴッサム・インディペンデント映画賞授賞式のレッドカーペットで(ロイター)

 彼女はプライベートについて語ることが少ないせいか、世間は結婚生活について興味津々の様子。「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」の記者会見で質問された際に、「結婚していることが私の業績ではないわ。この映画にプロデューサーとして参加し、大手映画会社と契約を結べたこと――それが私の業績よ」と答えたと、米紙「ニューヨーク・ポスト」に明かしています。

 同作には夫トムもプロデューサーで参加。マーゴットは米情報番組「EXTRA」のインタビューで、本来ならハネムーンに行くはずだった時期に映画撮影を行っていたとコメントしています。

ドレスのアクシデントは自ら対処

 ゴージャスなルックスとパーフェクトなスタイルのマーゴットですが、インタビューでは飾らないコメントが多いことでも知られています。

 今年3月、豪ラジオ番組「The Kyle and Jackie O Show」に出演した際には、ひどい歯ぎしりをすることを告白。14歳の時に、歯ぎしり防止と歯列矯正のため2年間装着するよう言われた歯列保定器具を、現在も夜に使用していることを明かしました。

 また、米誌「ピープル」によると、第90回アカデミー賞授賞式で、着用していたシャネルのドレスのストラップが外れてしまうというアクシデントが発生。そこで彼女は自身のスタッフに裁縫キットを準備してもらい、自分で縫って直したのだとか。自ら対処したことについて、マーゴットは同誌に「だって、直してもらう時間がなかったのよ!」とコメントしました。

 イギリスの絵本「ピーターラビット」の実写版映画「ピーターラビット」(5月18日から公開)では声優を務めるなど、出演作が目白押しのマーゴット。自身に3人のきょうだいがいるため、結婚したら子供がたくさん欲しいと語っていた彼女が、母親業と女優業を両立している姿を早く見たいですね。

【Profile】Margot Robbie (マーゴット・ロビー)1990年7月2日、オーストラリア・クイーンズランド州生まれ。オーストラリアでテレビドラマなどに出演した後、ハリウッドへ進出。テレビドラマ「PAN AM/パンナム」に出演した後、映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で世界的な女優に。映画「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クイン役でブレイクを果たす。主な出演作に「フランス組曲」「ターザン:REBORN」などがある。

今年1月、ロサンゼルスで行われた第23回クリティクス・チョイス・アワード授賞式において「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」でコメディー部門の最優秀女優賞を受賞(ロイター)

【あわせて読みたい】

ヒュー・グラント プレーボーイから“ビッグダディー”に

カーリー・クロス 世界を変える「リケジョ」なスーパーモデル

アリシア・ヴィキャンデル 肉体改造で筋肉女子に大変身

桜井美和(さくらい・みわ)
海外セレブ専門のフリーランスライター&エディター

海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。注目している女性セレブはジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナー、セレーナ・ゴメスなど。男性セレブはブラッド・ピットやジョニー・デップらの動向をチェックしている。

CELEB☆TiMES