アイドルグループAKB48のチーム4に所属し、瀬戸内地方を拠点に活動するSTU48のキャプテンも兼任する岡田奈々さん(20)。3月14日発売のAKB48の新曲では「初センター」に抜てきされました。ゲスト出演した「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、15日午後10時から放送予定)の収録後、初センターへの意気込みや、「真面目キャラ」と言われる性格について話を聞きました。
「まゆゆ」卒業後の新曲で初センター
――ダウンタウンDXは初出演でしたね。
ダウンタウンさんとは以前、他のメンバーと一緒に番組でご一緒したことはあったけれど、ダウンタウンDXは初めてで、とても緊張しました。でも、想像とは違って、本番ではとてもリラックスしてお話ができたと思います。
――去年のAKB総選挙では9位。そして新曲「ジャーバージャ」ではセンターを務めます。いかがですか?
「ジャーバージャ」という言葉自体には意味はないのですが、とてもノリノリな曲です。あこがれていた渡辺麻友さんの卒業後、AKBの初めてのシングル曲でセンターを務めるので、大変うれしく思っています。プレッシャーもありますが、楽しみです。
30人を束ねる真面目なキャプテン
――「真面目キャラ」と言われていますが、STU48のキャプテンとして心がけていることは?
STUのメンバーは13歳から22歳まで30人います。まだ入ったばかりの子が多いので、私自身が良いお手本にならなきゃなーと思っています。みんなの道しるべにならなければいけないので、責任を感じています。
――以前は楽屋でのおしゃべりも禁止だったとか。移動中でもおしゃべり禁止?
今はそんなに厳しくないです。仕事中はダメですが、楽屋では和気あいあいとおしゃべりしています。STU48のライブがあるときは、東京と瀬戸内の間を往復8時間かけて新幹線で移動します。移動中はイベントの台本を確認したり、ダンスレッスンのVTRを見たりしています。
――新幹線のどの駅で、AKBからSTUにスイッチが切り替わりますか?
えー? 名古屋を過ぎた辺りで「あ、今日はこれからSTUだ!」って切り替わりますかね?(笑)。
――今、はまっていることは?
最近はチョコミントを食べることが好きです。
――一人暮らしだそうですが、休日は何をしていますか?
基本的にお昼過ぎまで寝ています(笑)。その後、美容院に行ったりして、美容に時間をかけています。
――去年発売した写真集はハワイで撮影したそうですね。
2回目のハワイでした。雨季だったけれど、その時はすごく天気が良くてラッキーでした。海がきれいで食べ物もおいしかったです。レインボーカラーのカキ氷も食べました。
初センターの発表に「ドッキリ」かと
――センターに選ばれたとき、プロデューサーの秋元康さんからは何と?
コンサート中に、センターに選ばれたことがサプライズで発表されました。発表後、秋元先生にメールしましたが、先生はいつも「がんばろう!」とか「がんばれ」としか……。
――発表されたときの気持ちは?
動揺と驚きが大きかったです。「ドッキリ」かと思って信じられませんでした。
――実感が湧いたのはいつ?
歌を収録した時も実感は湧きませんでした。だから逆に緊張せず、しっかり歌えたと思います。歌番組やファンの前で初めて披露するときの方が緊張すると思います。
―1月にはソロ公演を行いましたが、グループのコンサートとの違いは?
普段はメンバーがいるけれど、ソロのときはずっと一人で、寂しさや心細さがありました。でも、歌がすごく好きなので、またいつかソロデビューができたらいいなーって具体的な目標ができたと思っています。まだまだ先の夢ですが。
――岡田さんにとって、STU48とは?
瀬戸内地方を拠点とした、今までにないグループです。瀬戸内地方7県の出身者が多いので、みんな「ふるさと愛」が強いです。瀬戸内の魅力を全国のみなさんに伝えられればと思っています。
――瀬戸内の魅力とは?
私自身は神奈川県の出身ですが、兄が香川県に住んでいるので、遊びに行ったときは一緒においしい讃岐うどんを食べます。うどんはショウガとネギでシンプルに味わいます。瀬戸内7県はどこも、ご飯がおいしいですね。
――1970年代にアイドルとして活躍した女優の岡田奈々さんと同姓同名ですね
その世代の方には、よく言われます。それがきっかけで覚えてもらえたらうれしいです。岡田奈々さんのイメージが強いと思いますが、AKBの岡田奈々の存在もアピールできたらと思います。センターがんばります!(聞き手・メディア局遠山留美、撮影・本間光太郎)