昨年1月に長男を出産し、現在は仕事に育児に奮闘中の歌手・鈴木亜美さん。ゲスト出演した「ダウンタウンDX」(日本テレビ系、15日午後10時から放送予定)の収録後、日々の暮らしぶりや子育てへの思いを聞きました。
出産の時もダウンタウンの番組を視聴
――ダウンタウンさんとの共演はいかがでしたか?
子供が生後2か月の時、お二人の番組に出演させていただき、子どもを抱っこしてもらっているんです。出産の時も、陣痛が来ている間、リラックスしたかったのでテレビをつけてもらい、ダウンタウンさんが出ているテレビ番組を見ていました。
――先日お誕生日を迎えましたね。
36歳になりました。ん? 36だよね? 年齢がわからなくなっちゃって(笑)。子どもがいると自分のことなんて、どうでもよくなっちゃうんです。
――お仕事の時、お子さんは?
託児所に預かってもらっています。普段はずっと一緒にいて、仕事の時だけ数時間、預けています。生後5か月くらいの時はまだ分からなかったみたいだけど、7か月くらいから、バイバイの時に泣くようになりました。お迎えで私の姿を見ると、それまで楽しく遊んでいたのに、泣きながらハイハイして近づいてきてくれるんです。今日もこれからお迎えに行って、一緒に家に帰ります。
息抜きにピラティス通い
――お子さんを預けている時、少しは息抜きができるのでしょうか。
預けた直後は一息つけるのですが、すぐさみしくなってしまって、用事が早く終わるといち早くお迎えに行っちゃうんです。
――家庭での育児の分担は?
99%私です(笑)。旦那さんは仕事がすごく忙しくて、帰ってきてもクタクタ。ただ、土日は子どもをお風呂に入れたりしてくれます。
――ご実家の助けは?
どうしても、という時は、実家に子どもを預けてお泊まりしてもらうこともありますが、ほとんどないですね。
――番組では、息抜きとして深夜に大量のステーキを食べている様子が紹介されていました。ほかにも息抜き方法はありますか?
最近はピラティスに通うようになりました。子どもも一緒に連れて行けるので、プライベートレッスンを受けています。
息子のチューが癒やしに
――仕事がオフの時はどんな生活ですか?
息子が起きたら朝食を食べて、一緒に遊んで、お昼ご飯を食べて、お昼寝させて。その間に家事をしたり、ちょっとテレビを見たり。子どもが起きたらまた遊んで、ベビーカーに乗せて「お買い物いこう!」って出かけて、ご飯作って、お風呂に入れて。一日があっという間です。
最近は、息子のチューに癒やされています。パパが息子にチューしようとすると、すごく嫌がるんですよ(笑)。私だけにしてくれるのでうれしいです。おしゃべりはまだまだですが、「まんま」など少ししゃべるようになりました。
仕事で突っ走ってきて良かった
――大手小町の主な読者は、鈴木亜美さんと同世代。鈴木さんの音楽を聴き続けてきた世代です。
16歳でデビューして、若い時からずっと仕事をしてきたので、20代半ばくらいの時、「もうちょっと遅くデビューして、高校生活とか青春を楽しんだ方が良かったのでは」と思ったこともありました。けれど、あのとき頑張ったからこそ、今、自分がやるべきことがしっかりできている。仕事で突っ走ってきて良かったな、と思っています。
――いつも全力で取り組んでいるのですね。
ずっとそうでした。気づいたらデビューから20年たっていました。自信を持ってできること、やりたいことをやり続けるというのが私のステータス。その気持ちだけは変わっていないです。だから今、育児にも集中できます。仕事もできるだけ昼間に入れるようにして、自分で子どもを見られるようにしています。
ママ会ができるモー娘。がうらやましい
――鈴木さんと同じくバラエティー番組「ASAYAN」からデビューした「モーニング娘。」のメンバーも、現在はママになっている方が多いです。つながりはありますか?
横のつながりはないですね。私はソロだったので。グループだと、大人になって子どもが生まれると、ママ会ができるんですよね。「モー娘。うらやましいなぁ」って思います。
――どんな思いで育児に取り組んでいますか?
まだママ1年生なので失敗もたくさんあるし、落ち込むこともあるけれど、乗り越えていきたいです。母親として一人の子どもを育てるのってすごく忍耐が要ります。今まで仕事をしてきたのとは違う強さが要る。「しっかりしないと!」と思っています。