有村藍里さん、国民的女優の「残念な姉」批判をバネに

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 女優・有村架純さんの実姉として話題のグラビアアイドル・有村藍里さん。「新井ゆうこ」の名前で16歳から関西を中心に活動していましたが、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロイン役を射止め、今や“国民的女優”となった架純さんの姉であることを明らかにしたことで、一躍有名になりました。11月9日午後10時から放送予定の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)では、「姉妹格差」の本当のところ、自撮り画像の「修正疑惑」など、本音トークを繰り広げます。そんな藍里さんが収録後、姉妹の絆などについて語ってくれました。

――「ダウンタウンDX」は初出演。いかがでしたか?

 元々すごい人見知りで何年も引きこもりをしていたので、大勢の前でお話しするのは緊張しました。でも、控室では、(同じくゲスト出演した)元週刊文春記者の中村竜太郎さんが「なにかあったら相談にのるよ」って話しかけてくれましたし、出番前には浜田(雅功)さんに声をかけてもらい、うれしかったです。

芸名を本名に変えて大バッシング

――今年3月末、芸名を本名の「有村藍里」に変え、その直後に写真集を発売したため、ネット上で「便乗商法」「売名」「容姿が劣っている」などとバッシングされました。

 2015年にスポーツ紙の1面で「有村架純の姉」とスクープされたときにも、ものすごく批判を受けました。「正統派女優の妹と無名のグラビアアイドル『姉妹格差』」と書かれたり。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で自分の名前を検索したら、批判的な意見が多くて、「別に何も悪いことをしていないのに、犯罪者扱いされたりするのはなぜ?」と、驚きと恐怖で3日間、外にも出られませんでした。

――そのとき、架純さんは?

 「ネットの不確かな情報をうのみにしてはダメ。お姉ちゃんは、お姉ちゃんだから」って言ってくれました。

――芸名から本名に変えたのはなぜ?

 16年の10月、それまでの事務所から独立したんです。そのころに、母に「本名に変えたら?」と勧められました。今は個人事務所なので、メイクも衣装も自分でやっています。

――SNS上でひどいことを言われて傷つきませんでしたか?

 「妹は妹、私は私」って最初から思っているのに、世間はそんなふうに思うんだなあ……と。「ブス」とか「アニメのキャラクターのゴキブリ」に似ているとか(笑)。最初は「ゴキブリだなんて、ひどいなあ」と落ち込んでいましたが、何度も言われて、改めて自分の写真を見ると「ブスだな」とか「鼻の下が長いから、ゴキブリに似ているな」と納得しちゃいました(笑)。

――受け入れちゃったんですか?

 はい。誹謗ひぼう中傷を受け入れた上で、「自分を変えたい!」「もっとキレイになりたい!」と思うようになったんです。

――そもそも、グラビアアイドルになろうとしたきっかけは?

 中学のころから自分に自信がなくて。でも、なんだかんだいってもやっぱり自分が好き。「このままじゃいけない。思いっきり自分を変えて、前に進もう!」と、芸能事務所を見つけて応募しました。

――思い切った決断ですね。その後はどんな活動を?

 関西で、撮影会や広告のモデルをしていました。

――2013年、架純さんが朝ドラの「あまちゃん」に出演し、一気にスターになりましたね。

 私の方が先にデビューしていたのですが、妹が国民的人気女優になり、迷惑になると思って、姉妹であることを伏せていました。

――「不仲」などと言われていますが実際は?

 そんなことはないです。妹とは2歳半離れているのですが、子どものころは、洋服を貸してあげたりしました。今年の夏、東京で家を探している間、1か月半くらい妹の家に居候させてもらっていて、その時は、逆に洋服を貸してもらったりしました。

――どんな話をしましたか?

 妹は忙しかったのであまり話す機会はなかったのですが、とてもまじめで、仕事に対してストイックなので、美容やファッション、ダイエットについてアドバイスをもらいました。妹は一番身近な存在ですが、尊敬しています。今も連絡は取り合っています。

「自撮り詐欺」は本当?

――オフの楽しみは?

 ネットサーフィンが好きです。エゴサーチ(自分の名前を検索して、自分の評価を確認すること)や、魚を包丁でさばく動画を見るのが好きです。

――エゴサーチをして批判投稿を見たら、つらくないですか?

 だいぶ慣れました。それを受け止めて、もっとかわいくなる努力をしようと思っています。

――そんなポジティブな姿勢を応援してくれるファンもいますね。

 そうなんです。「わかる!」と共感してくれたり、「頑張って!」と励ましのコメントをもらえてうれしいです。

――自撮り写真を加工しているそうですね。

 はい、アプリを3つ駆使して、やり過ぎない程度に肌や頭や爪の形など完璧に修正しています。画像のリタッチ(修正)はプロ並みかも(笑)。

――実物とのギャップがありすぎるのでは?

 画像と実物が違うのは当たり前だと思います。画像を完璧な「作品」にできたら、それはアートの域かも(笑)。それも自分。これも自分の姿です。(修正した)画像に近づけるよう、頑張りたいです。

――将来の夢は?

 人前に出たり話をするのは苦手ですが、人生は一度しかないし、やらないと損した気分になるので、何にでも挑戦したいです。今は、楽しんで仕事をしています。もっとバラエティー番組に出たいし、ジャングルで虫を食べたり、バンジージャンプを飛んだり、サバイバルな環境で体を張ったロケにもチャレンジしたいです。(聞き手・メディア局遠山留美 撮影・高梨義之)

有村藍里(ありむら・あいり)
 1990年8月18日生まれ。兵庫県出身。16歳から「新井ゆうこ」名義でグラビアアイドルとして活動。2016年10月に個人事務所「オフィス・アイリ」に独立。17年3月に本名「有村藍里」に変更。5月に写真集「i」(講談社)を発売。
有村藍里写真集『i』(講談社、3564円・税込み)