ガル・ガドット…兵役の経験がワンダーウーマンへの道開く

セレブ☆スタイル

今年5月に行われたMTVムービー&テレビ・アワードに登場したガル・ガドット。映画シーンにおける長年の功績をたたえる「ジェネレーション・アワード」のプレゼンターを務めました(ロイター)

 8月25日から日本公開の映画「ワンダーウーマン」で主人公のワンダーウーマンを演じたガル・ガドット。元ミス・イスラエルの美人アクション女優です。

女性セレブが強力プッシュ

 ガル・ガドットが主演した映画「ワンダーウーマン」は、アメリカンコミックが生んだ女性のスーパーヒーロー、ワンダーウーマンのおいたちから美女戦士としての活躍を描くアクション映画。6月に全米を含む世界各地で公開されると、大ヒットを記録しました。

 この作品は女優の間でも大人気を博し、ルピタ・ニョンゴ、ジェシカ・チャステイン、アン・ハサウェイといった有名女優が画像共有サービス「インスタグラム」で女性が主人公の作品である「ワンダーウーマン」を絶賛。ファンに映画館に見に行くようすすめたのです。

 そんな好評価を受け、「ワンダーウーマン」は続編製作がすでに決定。ガルが引き続き主演を務めることも発表されています。

兵役で得たのは「規律」

 イスラエル出身のガルはミス・イスラエルに選ばれモデル業を始めた後、20歳から2年間、国民の義務として兵役に服したという経歴の持ち主です。兵役について、ガルはカナダ誌「ファッション」で「兵役は規律の大切さを教えてくれた」と語っています。「すべての国が軍のいらない世界になればいいと思うわ。でも軍はハリウッドへのいいトレーニングになった」と振り返っています。

今年5月、主演作「ワンダーウーマン」のロサンゼルスプレミアに登場しました(ロイター)

 女優になったきっかけは、ハリウッドのキャスティング担当の目に留まり、ボンドガールのオーディションを受けるように言われたことだという。そして出世作となった「ワイルド・スピード MAX」に出演できたのは、兵役経験と武器の扱い方を知っている点を、ジャスティン・リン監督が気に入ったからだとガルは言います。

 もちろん「ワンダーウーマン」の役作りでも、撮影前の6か月間、1日それぞれ2時間のジム、殺陣の振り付け、乗馬というハードなトレーニングを積んだことをテレビ番組で明かしたガル。でも「兵役の方がずっと大変だった」と語っています。

イスラエルで夫とホテルを経営

 女優業のかたわら、ガルは2008年に結婚したイスラエル人実業家ヤロン・ヴァルサノさんとの間に2人の娘を持つママ。女優業の他に、イスラエルで五つ星ホテル「ザ・ヴァルサノ・ホテル」を夫と共に経営しています。このきっかけは、女優業で成功し、イスラエルとロサンゼルスを行き来するようになり、自宅のようにくつろげるホテルを作りたいと思ったことだとか。

 そんなハリウッドでも珍しいおいたち、キャリアを歩んでいるガルですが、英誌「グラマー」で「私は自分の目の前の道だけを見ているわ。他の人のは見ないの。自分の道に集中していると、おのずと起こるべきものは起こるのよ」と語っています。そんな自信に満ちた美しさがガルの魅力。これから女優、母親としてどんなキャリアを歩むのか、注目したいところです。

 【Profile】Gal Gadot (ガル・ガドット)1985年4月30日、イスラエル中部ロッシュ・ハアイン生まれ。2004年にミス・イスラエルに選ばれた後、国の義務による兵役を経験。その後女優業を始め、映画「ワイルド・スピード」シリーズなどアクション映画で活躍。16年の映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でワンダーウーマン役に抜てきされました。主演作「ワンダーウーマン」は8月25日より日本公開。

16年10月、女性の権利や地位向上を促進する国連の名誉大使にワンダーウーマンが任命され、セレモニーに出席しました(ロイター)
太田万紀子(おおた・まきこ)
海外セレブゴシップライター&エディター。
海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。アンジェリーナ・ジョリー、ビクトリア・ベッカムの子供たちをはじめ、続々デビューする2世セレブのウォッチングに加えて、ジェニファー・ロペス、グウィネス・パルトロウなど、本業の他に子育て、恋愛、サイド ビジネスに大活躍のアラフォーセレブの動向に注目しています。
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