ファッション界も注目の演技派 クリステン・スチュワート

セレブ☆スタイル

今年3月、映画「パーソナル・ショッパー」のNYプレミアに登場したクリステン・スチュワート(ロイター)

 ファンタジーロマンス映画「トワイライト」シリーズでティーンのアイドルスターとなったクリステン・スチュワート。子役時代から培った演技力とボーイッシュな魅力で、映画界だけでなくファッション界からも注目される存在です。

出演作はファッションも見どころ

 2015年に映画「アクトレス 〜女たちの舞台〜」で、アメリカ人女優で初めて、仏版アカデミー賞と呼ばれるセザール賞の助演女優賞を受賞し、その演技力が高く評価されたクリステン・スチュワート。今月、彼女の出演作が、2本相次いで日本公開されます。

 ひとつは1930年代のハリウッドが舞台のウディ・アレン監督作品「カフェ・ソサエティ」。もう一作は昨年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したミステリー「パーソナル・ショッパー」です。どちらもきらびやかなセレブの世界が描かれおり、クリステンがイメージモデルをつとめる「シャネル」をはじめとするハイブランドのドレスやジュエリーが数多く登場。

 「パーソナル・ショッパー」でクリステンが演じたパーソナル・ショッパーは、忙しいセレブの代わりに洋服やジュエリーの買い物をする仕事。クリステン自身はパーソナル・ショッパーは雇っていないと豪ウェブサイト「SBS」に語っています。「自分に合う服を着ると、隠し事のない、より本当の自分になれる」と、自分らしいスタイルを大切にしているようです。

トランプ氏のツイート攻撃を体験

昨年10月、米誌「エル」主催の映画界で活躍する実力派女優をたたえる「ウーマン・イン・ハリウッド・アワード」に出席(ロイター)

 「トワイライト 〜初恋〜」で恋人役を演じたロバート・パティンソンと実生活でも交際していたクリステン。映画の人気が最高潮に達すると同時に、このカップルの恋愛模様は、大統領に就任する前のドナルド・トランプ氏など多くの人々に注視されていました。

 12年にクリステンは自身の浮気が原因でロバートと破局し、数か月後に復縁したのですが、その際、トランプ氏が「ロバート・パティンソンはクリステン・スチュワートとヨリを戻すべきではない」など、クリステンの交際を批判するツイートを複数回、執拗しつようにしていました。

 現在、女性と交際中のクリステンはそれに対し、「まったく理解できない」と米誌「バラエティ」にコメントしています。

 さらに今年2月、トランプ政権をパロディでこき下ろしている米コメディー番組「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」に出演した際、トランプ氏の以前のツイート攻撃に触れ、「ドナルド、あのとき私のことが好きじゃなかったなら、今も好きだとは思えない。だって、私はSNLに出演しているし、同性愛主義者だから」と、平然とカミングアウトしています。

美し過ぎる坊主頭に大反響

 ファッションリーダーとしても話題を提供しているクリステン。今年3月に行われた映画「パーソナル・ショッパー」のLAプレミアに突然、坊主頭で登場し、これも大反響を呼びました。

 髪を丸刈りにしたのは、新作映画「Underwater」の役作りのためでしたが、ずっと坊主頭にしてみたかったと米テレビ番組「トゥデイ」で告白。「一日中ヘッドバンギングできる」とうれしそうに語っていました。

 演技、スタイル、そして、自然体かつ大胆な生き方で、クリステンは私たちに刺激を与えてくれる存在ですね。

昨年5月、カンヌ国際映画祭での「パーソナル・ショッパー」の上映会に姿を見せたオリヴィエ・アサイヤス監督(左)、クリステン(中央)、共演女優のシグリッド・ブアジズ(ロイター)

【Profile】Kristen Stewart (クリステン・スチュワート)1990年4月9日、アメリカ・カリフォルニア州生まれ。幼い頃からテレビ映画などに出演し、2001年に映画デビュー。08年より「トワイライト」シリーズでヒロイン役を演じトップスターの座を獲得。14年の「アクトレス ~女たちの舞台~」でフランスのアカデミー賞と言われるセザール賞の助演女優賞を受賞した。出演作「カフェ・ソサエティ」(5月5日)、「パーソナル・ショッパー」(5月12日)が相次いで日本公開。

太田万紀子(おおた・まきこ)
海外セレブゴシップライター&エディター。
海外セレブ専門誌編集を経て、現在フリーランスで活動。アンジェリーナ・ジョリー、ビクトリア・ベッカムの子供たちをはじめ、続々デビューする2世セレブのウォッチングに加えて、ジェニファー・ロペス、グウィネス・パルトロウなど、本業の他に子育て、恋愛、サイド ビジネスに大活躍のアラフォーセレブの動向に注目しています。
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