那須のありがたい寺猫ミー子と子供たち

いろいろな猫の生き方(86)

栃木県・那須にある真言宗智山派の寺院・長楽寺ちょうらくじは、ミー子とその子供たち4匹の猫が暮らすお寺。猫たちは「てらねこ」としてツイッターのフォロワーが約17万人もいて、写真エッセー本まで出版されるほどの人気者です。特に、朝食をとる住職・鈴木祥蔵さんの周りに4匹が集まり、住職が“猫まみれ”になる姿が癒やされると、大変な話題になりました。そんな猫たちを訪ねました。

住職の奥さまが、住職と猫たちの日々の暮らしぶりやお寺の行事などに関することなどをツイッターで発信し始めたのですが、しばらくは無反応でした。それが、猫と住職の関係が和むと徐々に話題になり、爆発的にフォロワーが増えていきました。

やさしい笑顔の住職とミー子。10年ほど前に保護されてお寺で暮らすうち、ツイッターや書籍の効果もあって、遠く北海道からも参拝者を引き寄せる「てらねこ」となりました。

子供たちは母猫のミー子ほど、人慣れしていないのですが、このシロ(オス)は何度か寄ってきてくれました。小顔なモデル系猫です。

まー君(オス)は少々警戒気味。ミー子の息子2匹は、一般的なオスよりもの静かなタイプ。多少の小競り合いはあるもの、猫同士はみんな仲良し。さすが「てらねこ」、慈悲深い性格です。

真ん中のミケ猫は、娘のひーちゃん。かなり警戒されてしまい、撮れたのは唯一この写真のみ。お寺を訪ねる際は、お堂や庭にいるミー子には会えそうですが、ひーちゃんと遭遇できたらレア体験ですね。(ミー子もたまに外出するので必ず会えるとは限りません)

住職と奥さまは、遠方から訪ねてくる参拝者のため、御朱印などの対応をできる限りしています。猫みくじや、猫お守り、グッズを購入したいというフォロワーからの要望にも応え、てらねこグッズなども製作しています。

帰る間際、気配に気づいたミー子が玄関までお見送りまでしてくれました。「てらねこ」としての意識が高いミー子と子供たちのいるお寺、長楽寺の情報はツイッターでどうぞ。

長楽寺
所在地:栃木県那須町寺子1404
電話:0287-72-1089
ホームページ  Twitter(那須の長楽寺)

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)

盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「パンダのすべて」「ハシビロコウのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

Facebook:Sotoneko Japan Instagram:sotoneko_japan

SOTONEKO JAPAN(rakuten)

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