京都のカフェ、看板猫のセクシーポーズ

いろいろな猫の生き方(83)

今回の外出自粛の影響は、京都にあるカフェ&雑貨店「サイドロップ」の看板猫・アメちゃんの日常も変えました。常連さんに遊んでもらう機会がなくなり、人が大好きなアメちゃんにはちょっとさびしかったことでしょう。でも現在は、京都府内の規制は解除され、徐々に以前の日常を取り戻しつつあります。今年3月に訪れたこのお店で、セクシーポーズを披露してくれた、もうすぐ8歳になる看板猫アメちゃん(オス)をご紹介します。

「サイドロップ」は京福嵐山線「西さい院駅」から歩いてすぐ。京都らしい町家を改装したお店の左側にある小窓に看板猫アメちゃんの姿が見えます。

ここの場所は、外をながめるのが大好きなアメちゃんの特等席。外から見ると窓枠が額縁のように見えます。アメちゃんはこうして、まさに自ら看板化して大好きな人間(お客さん)を呼び込んでいます。

店内はインテリアや小物から、昭和モダンな雰囲気が漂います。手前がカフェのスペース。奥はアンティークのアクセサリーなどの他、ビンテージ雑貨が並んでいます。
落ち着いた店内では、お客さんは、お茶を飲みながら本を読んだり、談笑をしたりと思い思いに過ごしています。でもひとたびアメちゃんが動き出すと、一心に注目される存在になります。

実はアメちゃん目当てに、遠くから猫好きさんが店を訪れているようです。こんなキュートな振る舞いが見たくて、日本のみならず台湾や中国、ロシアからもアメちゃんに会いにやって来ます。

アメちゃんを撮影していたら、こちらに向かって腰をあげてセクシーポーズをしてきました。オーナーによるとこれは「私をなでなさい!」というアメちゃんの命令だそう。このしぐさに「しもべ」のように近づいてくる常連さんに向けて、よくこのポーズをするのだとか。

アメちゃんをなでなでしてご奉仕した後、こんなレトロなクリームソーダでひと息。他にもおいしいコーヒーや、懐かしい喫茶店の軽食メニューでほっこりできる店でした。

サイドロップ
京都府京都市中京区壬生西土居ノ内町22
Tel:075-925-8009
営業時間10時〜20時(6月中は11時〜18時)
定休日 火曜日・第1日曜日
詳細はお店のサイト等でご確認ください。
ホームページ:http://www.saidrop.com/
Facebook:https://www.facebook.com/saidrop.amechan

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)

盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「パンダのすべて」「ハシビロコウのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

Facebook:Sotoneko Japan Instagram:sotoneko_japan

SOTONEKO JAPAN(rakuten)

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