マラッカの隠れたお土産は猫?

いろいろな猫の生き方(81)

今回は、以前取材したもので、まだ紹介していなかったマレーシアにある古都マラッカの猫を紹介します。東西の文化が入り交じった異国情緒あふれる世界遺産の街として人気の観光地です。首都のクアラルンプールから、タクシーやバスを乗り継いで到着した街は、観光客で大にぎわい。そんな観光客を目当てにいくつもの路上土産店が並んでいます。土産店の商品台の上で、商品のように堂々と横たわる三毛猫を目撃しました。

マラッカのランドマークはオランダ広場。この界隈は名物のトライショー(三輪タクシー)以外にも見どころがいっぱい。さっそく隣にあるセントポールの丘に登り、教会やマラッカ海峡を望みます(写真はマラッカキリスト教会)。

写真は、左上から時計回りに、旧ポルトガルの要塞ようさい跡地アファモーサリゾート、デコレーションされたトライショー、ボートでのリバークルーズ、マラッカ海峡も望めるセントポールの丘。 

セントポールの丘には屋台が軒を連ねていました。少し外れにあるアクセサリーや置物を売るお土産さんの台の上を見たら、なんと三毛猫が気持ちよさそうにお昼寝中です。

商品の上で堂々と寝ていた三毛猫ですが、通行人や買い物客に触れられ、目を覚まします。店主は売り物の上に寝ていようが意に介しません。 

商品台の上の三毛猫は観光客に大人気。猫好きが代わる代わるなでていきます。猫の下敷きになっているアクサセリーを引っ張り出して購入していくお客さんも。

他にも茶トラ猫が商品台の下で爆睡を決め込んでいます。強い日差しが照りつけ、汗だくな観光客を尻目に、なんとも涼しそうな姿です。 

よく見れば、黒猫もいます。お土産屋さんの猫たちは、ぬいぐるみを取りつけた派手なトライショーに匹敵しそうなぐらい、隠れた名物かもしれません。

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)

盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「パンダのすべて」「ハシビロコウのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

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SOTONEKO JAPAN(rakuten)

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