どこを切り取っても映えるタイの猫カフェ

いろいろな猫の生き方(76)

以前タイを訪れたとき、観光ついでに猫カフェ巡りをしていました。ところが、目をつけていた猫カフェは、運悪く2店舗も臨時休業。結局、バンコクで1店、チェンマイで1店だけの訪問になりました。そんな予定通りにいかなかった猫カフェ巡りでしたが、もっと想像していなかったことがありました。タイの地方都市チェンマイの猫カフェは、それはそれはオシャレ空間で、日本では見たことがないほどすてきなお店でした。ハッキリ言って日本は負けています。そんなタイの猫カフェ「Something Like Cat」の“映え具合”をご紹介します。

場所はチェンマイ大学の近く。この辺りは大型ショッピングモールもあり、屋台や市場のごちゃついたアジア感が薄れています。店内はここがタイということを忘れそうです。

見回したところ、エキゾチックショートヘアやメインクーンといった種類の猫がいて、洋猫のほうが多いように感じました。

洋猫はおとなしくて人なつっこい。このエキゾチックはまるでこちらが指名したかのように張りついてきて、ユニークな顔で和ませてくれました。

店内は二つに分けられていて、こちらは入り口側のゴージャスな内装の部屋。学生さんがパソコンを広げています。

手前の部屋は和猫(ミックス?)風が多めで、奥の部屋は洋猫が多めです。自然と分れるものなのでしょうか?

お客さまも何となく2タイプに分かれています。常連は手前の部屋でのんびりし、奥の部屋は猫目当ての観光客が来ているようです。

内装もオシャレですが、注意書きのイラストや店内に置かれている猫小物まで、全てがオシャレです。

ドリンクやスイーツも充実しているお店です。注文さえすれば特に入店料などはありませんでした。ただし、猫が人の食べ物に手を出さないように注意しなければいけません。

カフェ料金はタイの相場でいえば高めなのかも知れませんが、食べ物もオシャレだし、おいしい。日本人からすればコスパは良いと思います。

キャットウォークはLEDライトの電飾付き。いたる所にゴージャスポイントがありますね。カフェオレを飲みながら豊かな気分のまま、猫たちを眺めます。

背景には大きな窓に英文字、庭にあるヨーロッパ的な飾りも見えます。この場所はとても映えていますね。

猫たちをモデルにして写真を撮りまくってしまいました。ちょっとしたフォトスタジオ感覚です。

この日はたまたま子猫のお披露目の日。3匹の子猫がおぼつかない足取りで動き回っていました。

このかわいいエキゾチックの子猫はひときわ注目を集めていました。成長した今も、どうやらお店の人気者になっているようです。

タクシーをチャーターして来店しました。店員さんが英語を話せない運転手さんとの通訳をしてくれて、親切で感じが良かったですよ。

大きな窓から外を眺めるのがお気に入りのようです。多分、外の猛烈な熱さを猫たちは知らないと思いますが……。

本来、外部の騒がしさを忘れて猫たちに癒やされるのが猫カフェの正しい過ごし方のはずです。でもオシャレな店内にテンションが上がって、がっつり写真を撮りまくってしまいました。

外観も高級感があります。店内の壁の色と同じくブルーグレイとホワイトがこの猫カフェのテーマカラーのようです。

「Something Like Cat」
Chang Phueak Subdistrict, Chiang Mai 50300, Thailand
Open  10:00〜20:00 (詳細はフェィスブック等で確認を)

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)

盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。デザイン事務所コイル代表。現在、デザイン以外にも撮影、編集、執筆を手がける。2009年より外で暮らす猫「ソトネコ」をテーマに本格的に撮影活動を開始。日本のソトネコや看板猫のほか、海外の猫の取材・撮影を行っている。著書に「ソトネコJAPAN」「猫と世界遺産の街カレンダー」(洋泉社)、「ワル猫カレンダー」「ワル猫だもの」「サーバルパーク」(すべてマガジン・マガジン)、「どやにゃん」(辰巳出版)など。企画・デザインでは「ねこ検定」「パンダのすべて」「ハシビロコウのすべて」(すべて廣済堂出版)など。

Facebook:Sotoneko Japan Instagram:sotoneko_japan

【あわせて読みたい】
猫の日の前玉神社にいる“デラックス”な猫の御利益とは?
浅草、蔵のあるカフェの看板猫「すずのすけ」の熱視線
あいさつ回りは完璧な「相島」の猫たち

怖い! かわいい!笑っちゃう?ドヤ顔だけ集めたねこ写真集。
「どやにゃん」南幅俊輔著。(辰巳出版)
2019年9月27日発売!
美しい世界遺産のある街の たくましく生きる猫たちの姿。
「猫と世界遺産の街カレンダーMOOK 2020」 南幅俊輔著(洋泉社MOOK 780円・税抜き)
2019年11月5日発売! みんなで暮らすにゃんこ大集合! 16か月間カレンダーで猫まみれで楽しめる。 「群れ猫カレンダーMOOK2020」 南幅俊輔著 (マガジン・マガジン 800円・税抜き)