パフェ マロン meets ペアリング 栗のメリーゴーランド!

瀬戸理恵子のおやつ便り

いよいよ、栗の季節です。秋風に並木がそよぐ東京・丸の内をお散歩して、やってきたのは「ショコラティエ パレ ド オール」。カカオ豆の選別・焙煎から手掛けていることで知られるチョコレート専門店ですが、サロンでいただけるパフェがまた秀逸なのです。

定番のチョコレートパフェ以外にも、春、初夏、夏、秋、クリスマス期と季節ごとにさまざまなパフェが登場。なかでも人気なのが、秋に登場する栗のパフェです。毎年、テーマが違っていて、今年は3種類の栗とさまざまな素材との組み合わせがコンセプト。その名も、「パフェ マロン meets ペアリング」です。

てっぺんを飾るのは、渋皮煮の栗とマロンクリーム、メレンゲから成るモンブランと、カカオ風味のバニラのアイスクリーム、そしてベリーのソルベ。その下のチョコレートカップの中には、ラム酒のシロップがジュワッとあふれ出すサヴァランが隠れていて、栗と混じり合いながらかんばしく華やかな味と香りが口いっぱいに広がります。

さらに下へとスプーンを進めると(ここでようやくグラスの一番上に到達!)、渋皮煮の栗とクルミのキャラメリゼがゴロゴロ。そこに和栗とフランス産栗のペースト、チョコレートクリーム、ライスパフとヘーゼルナッツのクリスタリゼが加わって、食感の楽しさと秋らしい風味が力強く押し寄せます。そして最後は、香り高い抹茶のアイスクリームと、栗の甘露煮とペーストがフィナーレを飾り、和風の穏やかな余韻でしっとりと。

「パフェって、遊園地のメリーゴーランドのような楽しさがあると思うんです。チョコレートもひとつの要素として取り入れながら、さまざまな味を栗に合わせて楽しさの幅を広げ、これさえ食べれば大満足というひと品に仕上げました」と話すのは、オーナーシェフショコラティエの三枝俊介さん。モンブランから和菓子のような味わいまで多彩な変化が楽しめ、栗の新たな魅力が広がる欲張りなマロンパフェです。

パフェ マロン meets ペアリング
  2200円(税抜き)
※2019年11月28日まで、「ショコラティエ パレ ド オール」東京店、大阪店にて販売。

店舗 ショコラティエ パレ ド オール 東京
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 1F
電話 03-5293-8877
営業時間 平日 11:00~21:00(20:30 L.O.)、日曜・祝日 11:00~20:00(19:30 L.O.)
無休

瀬戸理恵子(せと・りえこ)
フードエディター・ライター

 1971年東京都生まれ。銀行勤務を経て2000年にパリへ製菓留学し、エコール・リッツ・エスコフィエ、ル・コルドン・ブルー パリで菓子ディプロムを取得。ピエール・エルメ氏のもと研修を重ねる。2001年帰国し、月刊誌「料理王国」、「料理通信」の編集部を経て、2009年独立。お菓子を中心にフリーランスのフードエディター・ライターとして活動中。監修・共著に「東京手みやげ 逸品お菓子」(河出書房新社)など。このほか、「『オーボンヴュータン』河田勝彦の郷土菓子」(誠文堂新光社)など、パティシエの書籍製作も手がける。

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