華やか!焼きメレンゲのデザート「パブロバ」

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 低温で焼いたメレンゲを使った菓子「パブロバ」や「イートン・メス」は、見た目が華やかで、おもてなしのデザートにもなる。ケーキデザイナーの太田さちかさんに、作り方を教わった。

カロリー控えめ おもてなしにも

 パブロバは、メレンゲに生クリームや果物を盛りつけた菓子。太田さんは「小麦粉やバターを使うケーキより材料費も安く、カロリーが控えめなのも魅力」と語る。

 まずは旬のイチゴを飾ったパブロバ。ハンドミキサーを使うと、楽に泡立てられる。

材料(2人分)
卵白1個分/イチゴ50g/生クリーム50ml/抹茶10g/ピスタチオ少々/グラニュー糖60g(うちメレンゲ生地の分は50g)

 最初にメレンゲをつくる。

 <ボウルに卵白と塩ひとつまみを入れ、軽く泡立てる。グラニュー糖を3回に分けて加え、その都度泡立てる>

 「グラニュー糖は、まず小さじ1杯、残りを半分ずつに分けて加えると、卵白に溶けやすい」と太田さん。生地はボウルを逆さにしても落ちない硬さになるまで泡立てる。

 <クッキングシートを敷いた天板に、ゴムべらで生地を落とし、スプーンなどで高さ約5センチの半球状に整える。100度に予熱したオーブンで1時間半焼き、粗熱をとる>

 形を整える際、上面の中央をへこませると、果物などの盛りつけがしやすい。

 クリームを作り、仕上げる。

 <別のボウルにグラニュー糖と抹茶を入れ、生クリームを少しずつ加えながら泡立てる。粗熱の取れたメレンゲに、抹茶クリームとイチゴ、ピスタチオを盛りつける>

 メレンゲはクリームのように見えるが、スプーンを入れるとサクッと割れる。太田さんは「見た目は豪華で口当たりは軽やか。サクサクとしたメレンゲの食感は子どもにも人気です」と話す。

英国の伝統「イートン・メス」

 イートン・メスは、イギリスの伝統的な菓子。メレンゲとイチゴ、生クリームを使うのが一般的だが、別の食材を使ったり、メレンゲに色づけしたりするのも面白い。

 メレンゲの作り方はパブロバと同じ。今回はココアパウダーで生地を褐色に仕上げた。抹茶などの粉末を使ってもいい。

材料(2人分)
卵白1/2個分/オレンジ1個/マスカルポーネチーズ100g/ココアパウダー8g/グラニュー糖25g

 <泡立てたメレンゲにココアパウダーを加え、ゴムべらで混ぜ合わせる。スプーンで生地を直径約5センチの大きさに4等分して天板にすくい落とし、100度に予熱したオーブンで1時間焼く>

 <透明なグラスの中に、皮をむいて適当な大きさに切ったオレンジ、マスカルポーネチーズ、割ったメレンゲを重ね入れる。グラスの高さに合わせて、さらに重ね入れていく>

 チェリー缶と生クリーム、板チョコレートの組み合わせも合う。

 

 太田さんは「パブロバもイートン・メスも、アレンジは自由自在。気軽に楽しんでみてください」と話す。