エキゾチックなモロッコ料理店の看板猫「まる」

いろいろな猫の生き方(48)

 東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅を出て、奥に入った路地に、猫がいるモロッコ料理店があります。女性店主の作るモロッコの家庭料理がおいしく、内装もかわいくて居心地が良いと評判のお店です。もちろん、看板猫であるスコティッシュフォールドのミックス「まる」の存在も一役買っているようです。名前の通り、まんまるでマイペースなまるの動きを見ているだけで、あっという間に時間が過ぎていきます。そんなまるのある一日を追ってみました。

 ご覧の通り内装もエキゾチックでおしゃれ。たくさんのかわいい雑貨がお店を華やかに演出しています。特に女性に人気のお店です。

 こちらが看板猫のまる(オス・6歳)。実は、店の近くで保護された迷い猫で、飼い主が見つからず、お店の看板猫として過ごすことに。

 お店に入ってすぐにある赤いソファの上や、カゴのキャリーケースがまるのお気に入りの場所です。

 特に眠いときは、この中で寝ていることが多いようです。今日は撮影なので、出てきてくれるとうれしいのですが……。

 ここは店の奥にある中2階に作られたロフトのような部屋。写真映えするので、まるにここまで来てもらいました。

 爪研ぎを始めたということは、徐々に目が覚めてきているようです。この場所のエキゾチックな雰囲気にあっています。

 いつもはフロアにあるシンクから直接お水を飲むそうです。試しに蛇口をひねると顔を乗り出してきました。

 でも、顔をそむけて水を飲んでくれません。やっぱり、まだ寝足りないのでしょうか?

 いつも通りにしてくれないのが猫ですから、これはしかたがない。お店で見ることができた人はラッキーですよ。

 うろうろと店内を移動するまる。すごい猫背で、なんだか体全体から今日はつまらないオーラを出しています。マズイな……。

 そこで秘密兵器? 自作の猫じゃらしを出してみました。ちょっと興味を示していますね。

 というか、相当食いついてきました。のんびり猫から、急に機敏な猫の動きにスイッチが入りました。

 ナイロンのヒモを裂いて棒につけただけの、簡易猫じゃらしでもこれだけ反応してくれるのですね。

 なんだかうれしそうな表情。他にもいろんな顔としぐさをたくさんしてくれました。ありがとうまる。おかげでいい写真が撮れました。

 ふぅ〜 モロッコのビールでひと息つきます。お店はめったにお目にかかれないアフリカ産のビールなど、お酒も充実しているんです。

 ダリア食堂の店主が作る、タジンやクスクスを使った素朴な料理は日本人の口に合うと評判です。

DALIA食堂
東京都中央区日本橋大伝馬町2-9
電話:03-3663-3021
営業時間/火・水曜日 ランチ12時~14時 ディナー18時~22時(ラストオーダー21時)
木・金・土曜日 15時~22時 (ラストオーダー21時)
※テーブル数が限られておりますので、ディナータイムは来店前に必ずご予約をお願いします。
定休日/日曜・月曜・祝日
公式サイト/http://www.dalia58.com/

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)
デザイン事務所コイル代表。ソトネコ写真家&グラフィックデザイナー

猫の島「田代島」を訪れたのがきっかけで、「ソトネコたち」の生き方に興味を持ち、瀬戸内や九州の島で猫たちの写真を撮っている。ソトネコサイトの管理者。著書に「ソトネコJAPAN」「ねこ柄まにあ」「のんびり猫旅」「ねこ暦 七十二候」「サーバルパーク」ワル猫だもの」「どやにゃん」「ワル子猫カレンダー2019」「「辛口こねこカレンダー2019」ほか

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