高級食パンブーム真っただ中! 行列必至の3店

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 現在、1斤500円はくだらない高級食パンブームの真っただ中。都内や関東近郊を中心に専門店は増え続けています。今回は、今夏以降にオープンした新店にも関わらず、すでに多くのリピーターが訪れる行列必至の3店をご紹介します。

アルカリイオン水で仕込む「水にこだわる高級食パン」

 ラグジュアリーの代名詞でもあり、高級食パン専門店が軒を連ねる中央区銀座に今年9月オープンした「銀座に志かわ本店」。パン作りにおいてこれまであまり重視されてこなかった仕込み水をとことん追求し、食材のうまみを引き出すアルカリイオン水を使用しているのが特徴です。浄水器などの製造会社と三重県の名店「513ベーカリー」を展開する会社が連携し、商品開発を手掛けました。

 販売するのは「水にこだわる高級食パン」のただ1種のみ。とろけそうなほど白く柔らかそうな見た目はいたってシンプルですが、まろやかな甘さは飲み込んだ時にも強く感じるほど。生クリームやバターのなめらかさもしっかり伝わります。パン職人として50年以上のキャリアを持つ製造長の山本厚さんのイチオシの食べ方は、生はもちろん、キュウリなどの生野菜と醤油麹しょうゆこうじをのせるというもの。「上品な味わいは和の食材と相性が抜群。きんぴらごぼうなどもぜひ試してみてください」(山本さん)

 開店前から行列ができ、工房はフル稼働。およそ30分間隔で焼きあがるそうですが、完売する場合も多いため、確実に入手したい場合は事前予約がおすすめです。年内には関西、中部地区などへ全国展開も予定しているそうです。

ママの愛から生まれたぬくもりあふれる「AZUKI食パン」

 東急田園都市線の二子玉川駅(東京都世田谷区)からほど近く、今年7月にオープンした「高級食パン専門店 あずき」。看板メニューの「AZUKI食パン」は店主の村田まゆみさんが、「日本人が大好きな小豆の風味を生かした食パンを」との思いから、イタリアンシェフと20年以上のキャリアを持つパン職人とが協力し2年半以上もの歳月をかけて開発したのだそう。

 心地よい大きさの北海道産小豆と、パン生地のなめらかな甘さのハーモニーがたまりません。深みのあるコクと、もっちり食感の秘密はマスカルポーネチーズ。ヨーグルトと絶妙な配合をすることで、ふんわりとした優しい柔らかさも実現しているのだそう。さらに小麦に熱湯をかけて練り上げ、一晩寝かせる独自の“炊き種製法”を施すことで唯一無二の食感が完成するのです。

 

 人気の「AZUKI食パン」誕生のきっかけは村田さんの子育て経験から。「毎朝食べる食パンですが、子供が飽きてしまい、ジャムやバターで工夫するのも限界がある。小豆は子供もお年寄りも大好きですし、毎日食べるのが待ち遠しい食パンが欲しかったんです」と村田さん。ママ友の悩みを参考に、子供の食物アレルギーに多い卵も不使用です。また、1~3枚のスライス販売も行っており、食べきりやすさにも配慮しています。まさに愛情たっぷり、思いやりがあふれる食パンです。

午後のティータイムにぴったりな“半端ない”2種

 シュールなイラストをあしらったのれんとガラス越しに見えるずらりと並んだ焼き立ての食パンの数々。神奈川県相模原市に今年9月に登場した店名はその名も「午後の食パン これ半端ないって!」。サッカーワールドカップの際に流行したフレーズを彷彿ほうふつとさせますが、西野裕道さんいわく「手でちぎり、そのまま食べたときにとにかく“半端ない!”と感じる、老若男女問わず愛されるような味」を表現したネーミングとのこと。開店前から行列ができ、1時間半後には整理券の配布が終了してしまうほど人気を集めています。

 朝食のイメージが強い食パンですが、「お土産で持って行って、お茶のおともにデザート感覚で食パンを」のコンセプトのもと、2種を販売。「半端ない熟成」はなめらかなくちどけとしっとりさを追求したプレーン食パン。生クリームのなめらかさとほんのりとした甘さが口の中に広がり、国産の厳選小麦粉とバター、沖縄県宮古島産の「雪塩」といった素材の深みを感じます。耳までやわらかく、子供からお年寄りまで食べやすいのもうれしいところ。

 この食パンのためなら午後を棒に振っても構わない――との熱い思いが込められたレーズンフレーバーの「仕方ない午後」は、オーストラリア産のサンマスカットレーズンをぜいたくに使った華やかなおいしさ。3センチほどに厚くスライスしてバターをのせていただくのがおすすめの食べ方なのだそう。来店の際はぜひ両方買って食べ比べたいですね。

シーンに合わせたオリジナルの選び方を

 紹介した3店は、開店から1か月足らずでリピーターが続出し、完売する日も少なくない人気店。お値段以上のこだわりとそのおいしさに触れ、注目される理由を体感しました。毎朝の食卓に、お世話になっている人への手土産に、ティータイムのおともに……目的・シーンに合わせて選ぶワクワク感も楽しみの一つ。多彩な食べ方を考えているうちに、すっかり食パンに夢中になってしまいました。(ライター・麻林由)

お店とメニュー情報

 <銀座に志かわ本店>
「水にこだわる高級食パン」(2斤)800円(税別)
[住所] 東京都中央区銀座1丁目27-12 キャビネットビル1F
[営業時間] 10:00~18:00(売り切れ次第終了)
[定休日] なし
[問い合わせ先] 03-6263-2400 ※事前予約可能
[URL] https://ginza-nishikawa.co.jp/

 <高級食パン専門店 あずき>
「AZUKI食パン」1.5斤/1200円、1枚切り/250円ほか(すべて税込み)
[住所] 東京都世田谷区玉川3-9-3 ストリームタマガワ1階B号室
[営業時間] 10:00~20:00(売り切れ次第終了)
[定休日] なし
[問い合わせ先] 03-6431-0302 ※事前予約可能
[URL] https://www.shokupan-azuki.jp/

 <午後の食パン これ半端ないって!>
「半端ない熟成」(2斤)800円、「仕方ない午後」(2斤)980円(すべて税別)
[住所] 神奈川県相模原市緑区橋本2丁目17-21
[営業時間] 10:00~18:00(売り切れ次第終了)
[定休日] 月曜
[問い合わせ先] 042-703-6622 ※予約不可、整理券販売
[URL] http://www.korehanpanaitte-bakery.com/

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