内山理名さんおススメ! 心安らぐストウブ鍋を使った創作ビストロ

ごほうびフード×ぐるなび

 人知れず頑張っているあなたへ。すてきなレストランやワンランク上の手土産など、女性にとって最高の“おいしいごほうび”情報をお届けします。今回はヨガインストラクターの資格を取得し、オーガニックなど美しいからだ作りにこだわる内山理名さんより、「きれいになるレストラン」をご紹介していただきました。

知る人ぞ知る、都会の隠れ家ビストロ

 仕事終わりの内山さんと待ち合わせたのは西麻布交差点から近く、閑静な住宅街のビルの4階にひっそりとたたずむレストラン「HOUSE」。キュートなココット鍋のロゴマークがあしらわれたドアを開けると、都会の喧騒けんそうとはお別れ。緑豊かなテラス、テーブルごとにデザインの違う椅子、壁にミラーをちりばめた遊び心あふれるインテリア、開放的なオープンキッチンが優しく歓迎してくれます。

 ここで味わえるのはオーナーシェフの谷祐二さんが腕を振るう、鋳物いもの鍋「staub(ストウブ)」で調理されるナチュラルビストロ。クラシックフレンチをベースに、各地に赴き生産者と対話しながら出会った新鮮な食材が味わえます。化学調味料はもちろんのこと、人工甘味料を使わないのも、内山さんのお気に入りポイントの一つ。甘みや酸味を加えたいときはメニューに合う果物を使用するなど、素材本来の特色を生かしつつ組み合わせるスタイルです。

新鮮な野菜から感じる、農家と料理人の思いやり

 同店の野菜は全国各地の農家から直接仕入れているとのことで、早速「本日の野菜のstaubロースト」をチョイス。4~5種の野菜をローストし、塩とオリーブオイルだけで味付けたシンプルなメニューですが、そのみずみずしさに感動します。この日は岩手県北上産「テンテンファーム」のカボチャやオクラなどが並びます。「どれも大ぶりなのに繊細な味。心を込めて育てた農家さんの背景も伝わってきますよね」と内山さん。まろやかな自家製マヨネーズもお好みで。

 続いて内山さんが「とにかくもう、このポテトフライがすごいんです!」と興奮気味にオーダーしたのは「ちぎりポテトフライ」。一口含めば、カリカリ、ホクホクと幸せな食感でいっぱいになります。ジャガイモをスチームしたのち、手でほぐしてから揚げているそう。切断面が大きい分熱が通りやすくなるのと同時に、ジャガイモの皮に含まれるポリフェノールが包丁の鉄と反応して酸化するのを防ぐためなのだそう。お料理に込められたこまやかな思いやりが感じられる一品です。

シェフ独自の食材を生かした味の掛け合わせ技術

 こちらは内山さんの大好物でもあるチーズメニュー「モッツァレラ ブラータ&極早生わせみかん プラムビネグレット」。究極のフレッシュチーズと名高いブラータは渋谷の「CHEESE STAND」の商品を使用し、クリーミーな舌触りがまるでスイーツのような味わいです。季節の果物も添えられており、この日はさわやかなミカンがお供。さらに自家製梅酒から取り出した梅の実のうまみがブラータを引き立てます。ビタミンやカルシウムが体に染みわたるような気分です。

 続いて、「いつもはお酒を飲んだあとに締めとしていただくんですけど、今日はしっかりルゥの具材を味わいたくて」と内山さんがオーダーしたのが、メニュー表に記載のない“裏メニュー”の「出汁だしカレーライス」。豚のスープとカニのブイヤベースを合わせたルゥのみのシンプルなカレーです。staub鍋で炊き上げたバターライスとともにいただくと、体の奥からじんわりと温かくなっていきました。2品とも、谷シェフが得意とする食材の個性を掛け合わせ、固定概念にとらわれない調理技術の高さがうかがえます。

ぜいたく際立つ希少牛×フォアグラのハンバーグ

 人気メニューが多い同店ですが、特に食通の間でもファンが多い「土佐あかうし赤身肉のハンバーグ レフォールマッシュポテト&ピカントソース」は外せません。高知県内で育った褐毛和種「土佐あかうし」は飼育数が少なく、年間出荷量約500頭と“幻の牛”と呼ばれる希少種。脂のバランスが絶妙で、うまみをたっぷりとまとった味わいが特徴です。

 お肉をジューシーに味わうため、つなぎはなし。ナイフを入れるとホロホロととろけるように赤身肉がのぞきます。濃厚なコクは、肉に練りこまれたフォアグラによるもの。「まるでステーキのような肉質! 不足しがちなたんぱく質、鉄分、ビタミンB群もとれ、栄養補給もばっちりですし、まさに頑張って働いた日のごほうびにふさわしいハンバーグです」(内山さん)

「おかえり」と迎えられるような心地よさを

 空腹は体が食事を求めるサイン。「HOUSEのお料理は、たくさん食べてもすぐおなかがいてしまうんです(笑)。楽しく、おいしいものを食べることが体にも良く作用し、消化が早くなっているんだと思います」と内山さん。食材を我が子のようにいとおしむ谷シェフが織りなす食のストーリーにも魅了されているのだそう。

 都会で奮闘を続けるアクティブなライフスタイルが主流となった現代で、プレッシャーから解放され、ほっと息抜きできるような場所でありたい――。谷シェフが店名に込めた願い通り、「HOUSE」にはナチュラルなくつろぎを与えてくれる空間が広がっていました。(ライター/麻林由、カメラマン/ROBIN  FURUYA)

●お店とメニュー情報●

[店名]HOUSE
[住所]東京都港区西麻布2-24-7 エムエスビルディング4F
[営業時間]18:00~(LO.24:00)(土曜、祝日はLO.23:00)
[定休日]日曜・年末年始
[問い合わせ先]03-6418-1595
[URL]http://www.housestaub.jp/

[紹介したメニュー](すべて税別)
・本日の野菜のstaubロースト ハーフ1350円/フル2100円
・ちぎりポテトフライ 580円
・モッツァレラ ブラータ&極早生みかん プラムビネグレット 2980円
・出汁カレーライス 1600円
・土佐あかうし赤身肉のハンバーグ レフォールマッシュポテト&ピカントソース 2980円
※サービス料10%

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内山 理名(うちやま・りな)

 女優、1981年11月7日、神奈川県生まれ。ドラマ、映画、CMなどで幅広く活躍中。主演映画「single mom 優しい家族。 a sweet family」(ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)が公開中。2018年には全米ヨガアライアンスRYT500の資格を取得し、ヨガインストラクターとしても活動中。