極上ホッピー&バーごはんで残暑もハッピーに

ごほうびフード×ぐるなび

 人知れず頑張っているあなたへ。すてきなレストランやワンランク上の手土産など、女性にとって、最高においしい“ごほうびフード”情報をお届けします。

 残暑の気配はまだ残り、夜になっても気温は下がりそうにない――そんなとき、先輩からの「おいしいホッピーを飲んでみない?」という魅惑の一言に誘われ、銀座のバー「嘉茂 bar kamo」を訪れることになりました。通りに面したドアを開けると、大人の秘密基地さながらの落ち着いた雰囲気が漂うカウンター席が目に入ります。

イメージが覆るラグジュアリーな味わいのホッピー

 ホッピーといえば、ビールテイストの低アルコール飲料。「ナカ」と呼ばれる焼酎を自分で配分しつつ、仲間とワイワイガヤガヤ楽しむイメージが強く、オーセンティックバーで提供されるのは意外です。

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 「確かに珍しいかもしれませんね。僕自身がホッピーが好きだったということと、焼酎と合わせる飲み物なので、広義ではカクテルの一種という解釈をしているからです」と教えてくれたのはマスターの嘉茂太輔さん。おすすめどおり、白のプレミアム「55ホッピー」と、レギュラーのホッピーの黒をそれぞれ注文しました。「グラス、ホッピー、焼酎の三つが冷えていることがおいしいホッピーの大原則」との言葉通り、特注品の専用冷蔵庫でキンキンに冷やされたグラスに、これまた程よく凍らせたシャーベット状の焼酎がスルスルと滑り落ちていきます。そこへ勢いよく冷えたホッピーを流しこむと、あっという間に焼酎と溶け合いました。

 差し出されたグラスの冷たさに思わずのどが鳴り、乾杯もそこそこに「55ホッピー」をごくりと一口。なめらかな泡と、計算されつくしたホッピーと焼酎の口当たりがさわやかです。黒のほうはコクが深く、心地よい苦みがラグジュアリーな味わいです。

“二つで一つ”を表現したペアリングプレート

 ここでは、一流ホテルでフレンチシェフを務めた嘉茂さんの弟・竜二さんが腕を振るう豊富なフードメニューも魅力の一つ。なかでも月替わりで味わえるペアリングプレートは、キッチン担当の竜二さんとバーテンダー・太輔さんの兄弟共作とあって人気を集めています。「料理とお酒を別々に楽しむのではなく、その両方でなければ成立しない組み合わせを相談しながら考えています」(太輔さん)。

 8月のテーマは「トロピカル」。お料理は「鶏ササミのジャークチキン風ソテー」、 ドリンクは「マンゴージントニック」という夏にぴったりな組み合わせです。ジャマイカ料理のジャークチキンをアレンジしたメニューで、スパイスの利いたジューシーなソテーには、ライムの利いたさわやかなマンゴーのフレーバーがよく合い、口いっぱいに夏らしさが広がります。

誰もがあこがれるふわとろオムライス

 お酒も進み、そろそろ本格的におなかも満たしたいところ。メニューにある「昔ながらの懐かしい味」の文にひかれ、「オムライス」をオーダーしました。豊かな香りとともに登場したのは、スタンダードなケチャップライスの上に鎮座した美しい楕円だえん形のオムレツ。太輔さんがナイフを入れると半熟の卵がとろりとあふれ出し、ライスに載ったチーズが溶けていきます。一口含めば、「ふわとろ」以外の表現が見つからないほど柔らかな卵に思わずうっとり。シンプルでスタンダードなスタイルだからこそ、丁寧に作りこまれたこだわりが感じられる豊かな味わいです。

おいしいお酒と料理でリラックスできる場所

 銀座という場所にありながら、庶民的なイメージが強いホッピーや、バーとは思えない本格的な料理の数々が楽しめる理由を太輔さんに尋ねると、「路面店で営業時間も長い。お客さまにもっと気軽に立ち寄っていただけたらとの思いからです」との返答が。バーは重厚でハードルが高いお店と思いがちですが、いつのまにかリラックスしきっていることに気が付きました。肩ひじ張らず、それでいて豊富なお酒とおいしいフードが楽しめる――そんなわがままをかなえてくれる贅沢ぜいたくな空間に、何度でも足を運んでしまいそうです。(ライター/麻林由、カメラマン/片桐圭)

[紹介したメニュー](すべて税込み)
■ホッピー 各種800円
■ペアリングプレート 1700円
■オムライス 1300円
※サービス料10%(会計時21:00以降の場合)、チャージ料500円

[店名]嘉茂 bar kamo
[住所]東京都中央区銀座8-4-4 村喜五号館ビル1F
[営業時間]【平日】18:00~05:00【土曜】18:00~24:00
[定休日]日曜、祝日
[問い合わせ先]03-5568-8036
[ホームページ]https://r.gnavi.co.jp/7enpp6t30000/

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