手土産のプロ・秘書が信頼を寄せる「殿堂入り」の逸品

ごほうびフード×ぐるなび

 人知れず頑張っているあなたへ。すてきなレストランやワンランク上の手土産など、女性にとって、最高においしい“ごほうびフード”情報をお届けします。

通算3回「特選」に選ばれた3品

 手土産を選ぶには、おもてなしの心、手渡すシーン、相手方の好み、年齢層、トレンド……挙げればきりがないほど大切なポイントがあります。そんな手土産を日々活用しているプロフェッショナルともいえる、現役秘書が選んだ「接待の手土産セレクション2018」が発表されました。今年は、通算3回「特選」に選ばれた3品が「殿堂入り」として認定されました。その魅力をお伝えします。

老舗料亭の職人技が光る「まぐろの角煮」

 これまでに認定された「特選」の30品のなかでも、やはり「殿堂入り」の3品はとりわけ人目を引きます。まず、注目したのは、お総菜・調味料・食材部門の「まぐろの角煮」(税込み・4255円)。木箱に入った上品なたたずまいはもちろん、真っ白い器に盛るとより高級感が演出されます。

 明治初期に創業した神楽坂の老舗料亭「うを徳」の職人が、火加減を調整しながら炊き上げた自家製。柔らかな食感とマグロのうまみが溶け合う舌触りに、洗練された熟練の技を感じます。お酒のつまみやごはんのお供としてはもちろん、お茶漬けにアレンジしていただくのもおすすめだそうです。生魚になじみのない外国の方にも勧めやすく、日本の食文化を体感できる一品になっています。

 味の繊細さもさることながら、「内容量はかなりずっしり重く、パッケージはコンパクト」とコストパフォーマンスの面でも高い評価を得ました。文豪・泉鏡花の小説に登場する魚屋のモデルにもなったというお店の背景も併せて紹介すると、話が盛り上がるかもしれません。

お客さまへの思いやりから生まれた「プティガトー30」

  手土産の定番といえば、焼き菓子。誰もが想像できるオーソドックスな味だからこそ、相手に予想以上のおいしさを味わってもらいたい――そんな思いを実現できるのが、洋菓子部門の東京会館「プティガトー30」(税込み・3240円)です。「知名度が高く、どんなシーンにも利用できる」「どの年代にお贈りしても喜ばれる」との声が多く寄せられたことからも、信頼感を得ていることがうかがえます。1956年(昭和31年)に「フランス料理のデザートを家族のために持ち帰りたい」という要望から生まれたというエピソードにも心がほっこりと温かくなります。

 落ち着いたグリーンの箱を開けると、フランス風クッキーの詰め合わせがお目見え。レザン(レーズン)、フルール(アーモンド)など14種類がずらりと並び、1種ずつ平皿に広げて自慢したくなるほど美しい。愛情たっぷりに手作りされたパイ類をはじめ、たっぷりと使われたバターが香る深い味わいは大切に味わいたくなります。大人数でも分けやすい個包装も魅力の一つです。

「海鮮しぼり焼詰合せ」で瀬戸内の魚介を堪能

 皿の上に並ぶ姿に、思わず感嘆の声が漏れたのは、和菓子部門の「巴屋清信ともえやきよのぶ」(広島)「海鮮しぼり焼詰合せ」(税込み・5400円)。牡蠣かき、生しらす、でびら、たこ、さよりの5種のせんべいは、今にも泳ぎだしそうなほど躍動感にあふれています。「どれも、かめばかむほど素材の旨味が染み出してくる」との評価を得たとおり、小麦粉などのつなぎを使わずに焼き上げる独自技術「しぼり焼き」を使い、瀬戸内の魚介の風味が凝縮されています。

余分な味は一切なく、魚や貝の持つ素材の香ばしさが生かされています。パリパリと小気味よい食感が心地よく、次々に手が伸びてしまいそう。また、軽くて持ち運びしやすい大きさだというシンプルな利点も長く支持されている理由のようです。

 手土産といえば、ついつい甘いものを選んでしまいがち。「お菓子ばかりでなく、たまには違ったお品を選びたい時は、安心して自信を持ってお渡しできます」との経験談も寄せられていて、日頃、手土産をもらうことに慣れているような相手にこそ贈りたい品です。

 今回発表された手土産は、「こちら秘書室公認 接待の手土産2018-2019」(日本経済新聞出版社)に収録されているほか、サイト「接待の手土産」にも掲載されています。それぞれの品の特長はもちろん、手渡す際の第一印象の決め手にもなる手提げ袋やパッケージも併せて紹介されている点もうれしいところ。ビジネスシーンはもちろん、大事な人へ贈りものをする際はぜひチェックしておきたいですね。

(ライター/麻林由)

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