まるで絵本の世界「吉祥寺プティット村」の猫カフェ

いろいろな猫の生き方(27)

ごろごろ苺のパフェをガン見

 東京・吉祥寺に昨年誕生した「吉祥寺プティット村」。まるで絵本の中に迷い込んだようなかわいらしい飲食店や雑貨店が入る複合施設で、七つのお店が順次オープンする予定です。その一番奥にあるのが3月に公式オープンした猫カフェ「てまりのおしろ」。「入城料」を支払うと、20匹のかわいい猫たちとふれあうことができます。

 2017年、突如、吉祥寺の商店街に現れた「吉祥寺プティット村」。クッキーでできたかのような外壁は、メルヘンな雰囲気。順次、食いしん坊な猫が店主のホットドッグ店やクレープの路面店がオープンする予定です。

 扉を開けて中へ入ると、小川が流れて小人たちが暮らす小屋のようなギャラリーなど、そこかしこに絵本の世界が広がっています。

 一番奥にある猫の顔オブジェがついたお城が「Cat Cafe てまりのおしろ」の入り口。ここは、「不思議な猫のおしろでティーパーティー」がコンセプトなのです。

 中に入ると猫たちがお出迎え。森の中のお城をイメージした、曲線と白と淡いピンク色の空間。中央のフロアの大きな木が2階まで突き抜けていて、猫が自由に行き来しています。

 食事とドリンクメニューが充実していて、ビールやカクテルなどのアルコール類もあります。時間無制限で滞在できるので、のんびりする人も多いよう。入城料1200円(土日は1600円、税別)が、夜7時以降の入店なら700円(税別)とお得です。

 人気の「ふわふわカフェラテ(左)」と、かわいい「ごろごろいちごのパフェ」をオーダー。紙カップのイラストは、ここの猫たちをモチーフにしたオリジナル。

 瞳のキラキラしたイラストは多少盛っていると思ったら、なんと、実物の「ことら」くん(アメリカンショートヘア)の瞳がイラスト並みに輝いていました。ここの猫たち20匹は、絵本の世界にふさわしい特徴があるんです。

 ベンガルの「ドロシー」ちゃんも、しなやかな体でゴロゴロしていて、上を見上げるたびに瞳がキラッとしています。

 左上のシャルトリュー「サブリナ」、右上のラグドール「ロビン」、左下のエキゾチックショートヘア「マッシュ」、右下のメインクーン「ブラウニー」もみんなキラキラです。

 というか上を見上げたらみんな瞳がキラキラと輝く。さすが絵本の世界がコンセプト「魔法の力」なのかな、なんて思っていたら……

 同じ敷地にある「とことこ雑貨店」の店長という設定の、マンチカンの「みるく」ちゃんが渋い顔をしています。キラキラの秘密は背後のシャンデリアの効果だったらしい。なんてたって、ここはお城「てまりのおしろ」だからシャンデリアがよく似合うんです。

吉祥寺プティット村
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-33-2 吉祥寺プティット村
※今後雑貨店など全7店舗がオープン予定
 https://petitmura.com/

Cat Cafe てまりのおしろ
10:00~21:00(不定休)
入城料:平日1200円 土日祝  1600円 夜19:00~ 700円 (すべて税抜き価格)
10歳以上から入城可。

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)
デザイン事務所コイル代表。ソトネコ写真家&グラフィックデザイナー

2009年猫の島「田代島」を訪れ、「ソトネコたち」の生き方に興味を持ち、月1回、瀬戸内や九州の島で猫たちの写真を撮っている。ソトネコサイトの管理者。著書に『ソトネコJAPAN』『ねこ柄まにあ』『のんびり猫旅』『ねこ暦 七十二候』『ワル子猫カレンダー2018』『ワル猫だもの』『サーバルパーク』『どやにゃん』ほか

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