芸術については一家言ある猫?

いろいろな猫の生き方(18)

 名古屋の閑静な住宅街にあるギャラリー&カフェ「シーソーギャラリー」の猫たち。大人気のイケメンゴリラや、「あ゛ー」と叫ぶフクロテナガザルのいる東山動植物園に行くついでに、ぜひ寄ってみたい場所です。

しばし、作品を眺めながら注文したコーヒーを楽しんでいたら、オーナーさんに促されて、ギャラリー猫の登場です。
シーソーギャラリーは、現代アートをメインに展示。さっそくロンくんが私の脳内に話しかけてきました。「こちらは若き画家の木曽浩太さんの作品です。共に暮らしませんか」(10月28日終了)
ロンくんの「部屋の狭い方にはこちらを」と辛口コメントに、「初めての作品購入には、まず小さめからどうぞ」とすかさずビーちゃんがフォロー。
薄茶シャム猫のロンくんと、ちょびヒゲはあるけど女の子の白黒猫ビーちゃん。姿が見えないときはオーナーさんに呼んでもらいます。
相性のよい2匹ですが、つかず離れずの距離を保つところがギャラリーの猫らしい。2匹がだんだんアート作品に見えてきます。
もちろん、猫と作品を眺めながらギャラリーのオシャレ空間を楽しめます。コンパクトな造りなのに、座りごこち抜群のイスとテーブルで中庭をぼんやり見つめるのもオススメ。
ギャラリーは、中庭を囲んだL字形になっていて、キッチン&カウンター席の先も展示スペース。庭越しに作品が目に入ります。
コーヒーや紅茶などのカフェメニューがあり、お薦めは自家製ケーキセット。隣の席のマダムがオーダーした、抹茶シフォンケーキがおいしそうでした。シンプルな器にもセンスが表れています。
自宅の一部を改装したギャラリーは今年でオープン9年目だそうです。アーティストを応援する場でもあり、ご近所さんの憩いの場である。そして猫も犬もいる。ちょっと、うらやましくなる理想的なオーナーの小野美恵子さんと愛犬ルーク。
入り口は手前右がギャラリー用(奥は自宅)。扉までのアプローチもすてきで、2匹の猫たちとも仲良しのルーク君がガラス越しにのぞいていることも。名古屋市営名城線総合リハビリセンター駅1番口を出て徒歩3分。エレベーターで地上に出たら、左に進み1本目の道を左に進んだ先にあります。

「シーソーギャラリー」See Saw gallery+hibit
愛知県名古屋市瑞穂区密柑山町2-29
12:00-17:00(金土19:00まで)休館日:日~火
※展示のない週はカフェ営業は休み(公式HP、フェイスブックで要確認)
http://www.seesaw-gallery.com
https://www.facebook.com/cafeSeeSaw

木曽浩太/画家、ジョセフ・アルフ・ポルカのベーシストとしても活動中のアーティスト。

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)
デザイン事務所コイル代表。ソトネコ写真家&グラフィックデザイナー

2009年猫の島「田代島」を訪れ、「ソトネコたち」の生き方に興味を持ち、月1回、瀬戸内や九州の島で猫たちの写真を撮っている。ソトネコサイトの管理者。著書に『ソトネコJAPAN』『ねこ柄まにあ』『のんびり猫旅』『ねこ暦 七十二候』『ワル子猫カレンダー2018』『ワル猫だもの』『サーバルパーク』『どやにゃん』ほか

ソトネコ facebook sotoneko

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