スリッパを履きたい猫

いろいろな猫の生き方(16)

 JR・吉祥寺駅から徒歩1 分の猫カフェ「きゃりこ」。こんな駅近にお店があるのは、猫カフェが気軽に訪ねる場所に変化してきたからかもしれません。会社帰りに一人でふらっと訪れ、休憩ができる。猫と触れ合えるなら、なお良いわけです。お店を訪問したとき、セルカークレックスの子猫がひたすらスリッパと格闘していました。

セルカークレックスは、猫の品種の中でもくるくるの毛並みが特徴。キジ柄の猫「えび(メス)」ちゃんの写真を撮っていたら、いつのまにかスリッパが脱げていたようです。
今まで履いていたスリッパを見つめます。何か言いたげです。私の脳内で変換すると多分こんなことを言っています。「スリッパ、履いてみたい」
まず、そっと前足をスリッパに入れてみます。「こんな感じで履いてたニャ」
前あきタイプのスリッパに、両足を通すことに成功。「やった~履けた」。正確には履けていませんけどね。
「歩こう! 歩こう! あ~どうやって歩けばいいの」と言って、頭まで突っ込み跳びはねる。
「ぎー!スリッパから手が抜けない」ていうか、そんなに前足でつかんでたら脱げないでしょう。顔もオヤジ顔になっているし……。
「えび」のママ(左)と妹?の「かに」ちゃん(右)もあきれ顔
きゃりこの個性的な三毛猫柄の子猫「もなか」も「えび」とスリッパをじ~っと見つめていました。
猫カフェ「きゃりこ」では個性的な洋猫たちが、ユニークな姿を見せてくれます。姉妹店の武蔵野店も里親募集型の猫カフェとして営業。“はしご割”もあるので、吉祥寺店を訪れた際に寄ってみてはいかがでしょう。 ※セルカークレックスの「えび」と「かに」は、現在は新宿店に在籍中。

猫カフェ「きゃりこ」
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-2 FC吉祥寺ビル2F
電話:0422-27-2117
ホームページ http://catcafe.jp/

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)
デザイン事務所コイル代表。ソトネコ写真家&グラフィックデザイナー

2009年猫の島「田代島」を訪れ、「ソトネコたち」の生き方に興味を持ち、月1回、瀬戸内や九州の島で猫たちの写真を撮っている。ソトネコサイトの管理者。著書に『ソトネコJAPAN』『ねこ柄まにあ』『のんびり猫旅』『ねこ暦 七十二候』『ワル子猫カレンダー2018』『ワル猫だもの』『サーバルパーク』『どやにゃん』ほか

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