「髪のことなら猫におまかせ」美容院の看板猫

いろいろな猫の生き方(13)

 東京・中目黒駅から徒歩1分のヘア&メイクサロン「rico(リコ)」には、セスとサマーの2匹の看板猫がいる。オーナーの口笛を合図にケージから出てきた2匹は、さっそくお客さまをおもてなし。といっても好き勝手に動き回るだけだが、カットの待ち時間も2匹を眺めていれば退屈しない。お客さまを終始なごませている猫スタッフの働きぶりを紹介します。

カウンターで立つ姿は、スタッフそのものだ。以降、私の妄想だが、猫が話しかけているように見えた。「今日はどうなさいますか?」
さっそくカットする椅子まで案内してくれた。「こちらでお待ち下さい」
その後、スタッフを連れてきた。「お待たせしました。今日の担当です」
ここで2匹のプロフィルを紹介。左はセス(オス・8歳)。 公園で保護された猫。右はサマー(メス・7歳)。スコティッシュフォールドのミックスらしい。2匹の名前は、オーナー・有馬健一さんお気に入りの海外ドラマから命名。
「思い切って刈り上げにしようと思うんだけど、どうだろう」と聞いてみる。「じー」とガン見された。
えっ、なぜかすぐ2匹に目線を外された。何か言いたげだ。
これって、「似合わないから、やめとけ」のサインかな?
あっ、あきれたように去っていく猫スタッフ。 どうしたの?
と、思ったらガリガリと爪研ぎです。自分のお手入れをしたくなったんだね。
よく働く猫スタッフに、オーナーさんからごほうびの猫用おやつ。なお、ここではお客さまのペット同伴にも対応している。また、写真はあくまで、私の脳内でそれふうに並び替えただけで、実際に猫は案内しません。2匹は、自由に猫らしく過ごしております。

rico hair & make(リコヘアアンドメイク)
東京目黒区上目黒3-2-2 羊屋ビル7F
Tel.03- 5723-8571 ペットの入店可能
http://rico-hairmake.com/

南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ)
デザイン事務所コイル代表。ソトネコ写真家&グラフィックデザイナー

2009年猫の島「田代島」を訪れ、「ソトネコたち」の生き方に興味を持ち、月1回、瀬戸内や九州の島で猫たちの写真を撮っている。ソトネコサイトの管理者。著書に『ソトネコJAPAN』『ねこ柄まにあ』『のんびり猫旅』『ねこ暦 七十二候』『ワル猫カレンダー2017』『ワル猫だもの』『サーバルパーク』『どやにゃん』ほか

ソトネコ facebook sotoneko

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