今回紹介するのは、猫カフェの猫たち。人懐こかったり、マイペースだったり、猫それぞれの愛らしさで、もてなしている。ところが、原宿のオシャレなエリアにある猫カフェ「MoCHA(モカ)」(東京・原宿)で、愛らしさどころか「どや顔」を振りまいている「猫ホスト」を発見してしまった。もちろん始終、「どや顔」ではない。普通にしていれば、かわいい猫なのだが、時おり見せるワル顔にびっくりなのだ。

写真左の「たいが」はベンガル猫。スラリとした体と運動神経が優れていて、おやつタイムには、最前線でゲット。夢中になるあまり、鼻に縦皺が寄っていますよ! その隣で短い足ながらかぶりつくのは、マンチカンの「ごましお」。

毛繕いをしている脇を他の猫が通っただけで、どや顔をする。ごましおはこだわりが強い性格のようだ。店内の様子を端から見る仕草が多く、何かと目が合う。1歳とまだまだ若い猫だが、ひと言いいたそうな顔だ。

ぽむもまだ1歳程の若い猫なのに渋い表情が板に付いている。マイペースな子で、他の猫を気にすることなく、自由に気の向くままに行動している。マンチカン特有の短い足でよたよたするのに、この表情。そのギャップのせいか、お店でも人気者だ。
「猫カフェMoCHA 原宿店」(Tel.03-6447-2665)はJR原宿駅正面のビルの4階にある。流行最先端の街・原宿にふさわしいオシャレな店内だ。18匹もいると性格の違いも猫それぞれ。人懐こい子、ぼんやりとした子。寄ってこない子。それぞれの反応が面白いが、基本的には猫同士みんな仲良しだ。猫たちにモテモテになれる「おやつサービス(有料)」がお勧め。
![]() 6月15日発売「どやにゃん」南幅俊輔著。(辰巳出版、842円・税込み) |
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