上品で小粋なプリーツスカート 秋の着回しコーデ術

宮田理江のモード日和

「きちんと感」があるプリーツスカートは、きれいめコーデに欠かせません。歩くたびに揺れるシルエットは、フェミニンで落ち着いた大人の魅力を演出してくれます。また、組み合わせるアイテムによって、マルチに着こなせる重宝なボトムスでもあります。しかも、すっきり見えるから、スタイルアップの効果大。今回は、イタリア発のブランド「MAX&Co.(マックス アンド コー)」の秋の新作ルックをお手本に、上品で小粋なプリーツスカートの着回し術をご紹介します。

楽ちんトップスと合わせて、コントラストを強調

秋口は、まだ汗ばむ日も多く、ほどよいリラックスシルエットのカットソーが手放せません。カジュアルなカットソーも、プリーツスカートを合わせれば、きれいめに着こなせます。

着こなしのコツは、ゆるっとしたトップスとドレッシーなスカートの微妙な「ずれ感」を演出すること。幅が細いプリーツスカートを合わせるのがおすすめです。左右、前後で丈が違うアシンメトリーのスカートは、見る方向で表情が変わり、おしゃれ度がアップします。幅の異なる2種類のプリーツと前後で違う2色が施され、デザイン性の高さが際立ちます。

ビッグバッグを添えると、ボディーが「きゃしゃ見え」します

質感に特徴のあるプリーツスカートを選ぶと、奥行きのある装いになります。半袖のシンプルなTシャツに合わせたのは、メッシュ素材でグラデーションカラーのスカート。軽やかな着心地のスカートは、ふんわりと風をはらんで揺れ動く、エアリーな雰囲気が目を引きます。ウエストをベルトでマークして、くびれを強調。さらに、ボリュームのあるコンバットブーツ風のスニーカーが足首を引き締めて、メリハリのあるシルエットに仕上がります。

スポーティーとレディーライクをクロスオーバー

パーカ(フーディー)やポンチョなど、アクティブな雰囲気のトップスとフェミニンなスカートを合わせると、絶妙なギャップ感が楽しめます。

大ぶりのイヤーアクセサリーで顔周りに華やぎを添えて

上下で違うテイストを合わせる「ミックスコーデ」には、淡い色のスカートがおすすめ。パステルトーンは透明感を引き出し、アクティブ系トップスと好対照のマッチングになります。繊細なチュール素材で仕立てたプリーツスカートに異素材のニットパーカを合わせて、ニュアンスある装いに。

体のラインを隠す、オーバーサイズのトップスはトレンドアイテム

ゆったりとボディーを包む、オーバーサイズのポンチョは、ストレスフリーの着心地がうれしい一着。長め丈を選ぶと、自然な落ち感が生まれ、縦長イメージがアップします。風合いの異なるプリーツスカートとのコンビネーションは、互いの持ち味を引き立て合う効果を発揮します。

プリーツスカートの加工もバリエーションが広がり、さまざまな着こなしを楽しめるようになりました。不規則なしわ加工を施したタイプは、ナチュラルな雰囲気を醸し出します。ポンチョとのマッチングで、落ち感のあるシルエットの相乗効果も高まります。

シアー素材を味方につけて、着こなしのバリエーションを倍増

透けるシアー生地は、これまで夏用が主流でしたが、シーズンレスのファッショントレンドに伴い、秋冬向けにも提案されています。厚手のトップスと合わせて、異素材ミックスの着こなしを極めましょう。

ロング丈のプリーツスカートは、縦長効果を強調します

シアー素材の風合いを生かすには、透ける生地と透けない生地をミックスして、コントラストを強調するのが一番です。シアーなトップスにダークカラーのロング丈スカートをマッチング。トップスは淡い色、ボトムスは濃い色という対比も、メリハリを印象づけています。秋が深まったら、カーディガンやライトアウターを羽織る「レイヤード」も試してみてください。

全体を同系色でまとめる「ワントーン」で大人っぽい着映えに

裾が透けているスカートは、味わい深い陰影が生まれ、ほんのりとフェミニンなイメージを印象づけます。甘いイメージのピンクも、透明感を加えると、大人っぽく仕上がります。濃い色のブーツを合わせると、裾の透け感が引き立ちます。

同じ素材のトップスで合わせてワンピース風にまとえば、さらにシアー素材の質感が強調され、センシュアル(官能的)なたたずまいに。首にスカーフをあしらって、色の濃淡で遊び心をプラスしています。透ける素材は重ね方次第で手軽に温度調節ができるので、季節の変わり目に重宝します。冬本番には厚手のアウターを着込んで、内側はシアーという「厚×薄」のコンビネーションもおすすめです。

毎日をマックスに楽しむ女性にぴったりの着回し自在ウェア

「マックス アンド コー」はトレンド感が高いのに加え、幅広いシチュエーションで着回しやすいアイテムに定評があります。2020年プレフォールコレクションでは、移り変わる空の様子に着想を得て、空の表情を写し込んだようなカラーを採用。エアリーで軽量な素材を使って、軽やかな着心地にフェミニンな要素をミックスする装いを提案しています。

進化形のプリーツスカートがあれば、普段使いのカジュアルウェアに別のムードをもたらしてくれます。秋の「あか抜けコーデ」に役立ててみませんか。

画像協力:マックス アンド コー
https://jp.maxandco.com/

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宮田理江
宮田理江(みやた・りえ)
ファッションジャーナリスト

 ファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤーやプレスも経験してジャーナリストへ。海外コレクションのリポートや次シーズンのトレンド予測、着こなしのアドバイスといった原稿執筆のほか、セミナー・講演なども手掛けている。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)など。

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