フランスの香りで創る記憶のギフト

マリ・クレール スタイル

左から、マッチ アリュメット・パルフュメ パテル・マテオス/2500円・税抜き、大理石とガラスドーム ブジー・パルフュメ ノワール ルトゥール・デジプト/1万7000円・税抜き、アラバストル ルトゥール・デジプト(陶製容器、ストーン、エッセンシャルオイル 5ml)/8000円 ・税抜き(c)Nathalie Lima Konishi

結婚式やパーティなど人が多数集まるイベントが無期限で延期という話が、私の周りでもちらほら聞こえる。出社やそれに伴う外食の機会が減った今、多くの時間を過ごし支えあえるのは家族、パートナー、そして苦楽をともに乗り越えてきた親しい友人だ。否応いやおうなく新たな生活様式を取り入れることになった今を好機と見るか、それとも違ったものにしてしまうかは自分たち次第。大切な人への感謝を伝える方法も、新しい形を見つけられるチャンスかもしれない。

そんな折、ふと目に留まったのが、18世紀後半にパリに店を構えた「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」。昔ながらのレシピや教えを守りながら、最新の製造技術を融合させた処方が魅力の総合美容専門店だ。このブランドの特筆すべきところは、独創的な香りとパッケージの美しさ。幸運にも多くの時間を得ることになった今、香りという記憶に直接呼びかけるツールで、結婚式をデザインしてみてはどうだろう。

上から、化粧石けん サヴォン・スゥペールファン 150g/各4300円(+600円で刻印サービス)・税抜き、リップバーム ボーム・デ・ミューズ(ケース付)/4600円・税抜き(c)Nathalie Lima Konishi

結婚式のキャンドルからギフトまで、いつでもその日の情景を思い浮かべられるよう、香りをそろえてみるのもよい。リップバームや石けん、コームなど、製品によっては由緒あるマヴロー様式の刻印やカリグラフィーをオーダーすることもできる。その人のイメージに合わせた香りやアイテムをセレクトする時間も楽しい。そもそも、引き出物はすべて同一にしなければならないと、誰が決めたのだろう。大好きな人や友人への感謝の伝え方については不思議と、様々なアイディアが浮かぶものなのだから。ちなみに私は最近、おうち時間を利用して、友人たちへのギフトとしてハーブやドライフラワーにするための花を育てている。みんなが笑顔で一堂に会する日が来ることを願いながら。

(c)marie claire style/text:Nathalie Lima Konishi

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小西俐舞ナタリー(こにし・りま・ナタリー)
ライター

 フランス人の父を持つビューティアクティビスト。モード系美容誌編集を経て独立後、日本や海外の美容媒体をメインに、コレクション速報や取材現場で得た美容メソッドなどを中心に執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第2木曜と第1土曜にフランスの最新情報などを紹介している。

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