外出自粛生活、ファッションチャレンジで気分転換

宮田理江のモード日和

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、ストレスがたまっている方も多いと思います。不要不急の外出は控えつつ、買い物や散歩の機会にファッションチャレンジで気分転換したいもの。英国ブランド「karrimor(カリマー)」の2020年春夏コレクションには、普段使いしたいアウトドアアイテムがそろっています。春の気分を盛り上げてくれそうなアウトドア系のウェアで気分を上げてみませんか。

ストールやサコッシュなどの小物でムードを演出

ミリタリーカラーのコーディネートは、タフで行動的な雰囲気に。アウター、パンツ、バックパックを同系色でカラーを合わせる「トーン・オン・トーン」にするのがコツです。

収納性に優れたトラベルジャケットは1枚あると重宝
大容量のバッグは買い物など、日常での使いやすさも申し分なし

ハードな装いにストールをふんわり巻いて、フェミニンさを演出するのもおすすめ。斜めがけのサコッシュ付きのトラベルTシャツは、アクティブ感をアップしてくれます。トラベルジャケットもポケットが充実しているので、「着るバッグ」として便利に使えます。手ぶらでお散歩もできます。

カジュアルトップスは落ち感ありのレイヤードで

落ち感の印象的なレイヤード(重ね着)ルックの人気が続いています。アウトドア系のアイテムで落ち感コーデにチャレンジするなら、丈違いのトップスが役に立ちます。

着丈の長短レイヤードで縦長効果を
存在感のあるバッグのおかげで、ほっそり見えます

例えば、オーバーサイズのカットソーを2枚重ねれば、手軽にスタイリングできます。あふれた裾や余った袖が縦長イメージを引き出してくれます。細身のスキニーパンツと合わせると、腰から下がほっそり見えます。リュックにもなる2wayのトートバッグを、あえて手に提げれば、落ち感を強調するのに効果的。トップス2枚とパンツ、靴の色をそれぞれ微妙に変えて、レイヤードを際立たせるアレンジも使いこなしましょう。

トレンドのオーバーサイズを雨の日にも楽しむ

雨の日にもおしゃれを楽しめるのは、アウトドアルックのいいところ。防水加工を施した羽織り物は、傘いらずの外出を可能にしてくれます。トレンドのオーバーサイズを楽しむなら、ゆったりフォルムのポンチョがおすすめ。汗で蒸れにくく、梅雨時でも快適に過ごせそう。

透湿性を備え、汗が蒸れにくい快適ポンチョ
ゆったりフォルムはストレスフリーの着心地

無地のアウターも、カラフルなパンツで合わせれば、華やかさをプラスできます。クロップド丈パンツの裾の下からのぞく、鮮やかな色の靴が軽快さを印象づけます。収納力抜群のキャリーバッグは背負うこともできる優れものです。

ジェンダーレスにまとめて、クールなこなれコーデに

「ジェンダーレス」の着こなしは、すでにファッションのスタンダード。撥水(はっすい)加工のトレンチコートは、たっぷりめのサイズ感がメンズライクな雰囲気を醸し出します。

すっきりしたシンプルな装いはシーンを選びません
フードが後ろ姿に表情を添えてくれます

ミニマルな装いは、自然と出番が多くなります。たっぷりしたアウターには、肩の力が抜けた、気負わない「こなれ感」があります。足元には、黒と好コントラストの赤いシューズを選ぶと、効果的なアクセントに。足元に視線が集まり、全体が縦長イメージになり、細見え効果があります。

登山・ハイキング気分を普段着に

「もっと運べる」という意味の英語に由来する通り、「カリマー」は登山とゆかりの深いブランドとして高い信頼を得ています。商品ラインアップは幅広く、街中やデイリーなど、様々なシーンで着こなしやすいアイテムも豊富に用意されています。4月6日(月)に東京・原宿に世界初の旗艦店「カリマーストア原宿」もオープンしました(「緊急事態宣言」を受け、5月8日金曜まで休業)。

アウトドアウェアならではの機能性や使い勝手は、お天気が落ち着かない季節には、都会でも頼りがいがあります。明るい色やフェミニンなシルエットと組み合わせて、やわらかいトーンに落ち着かせるのが賢い着こなし。春は気温も不安定になりがちだから、アウトドアの装いは一段と便利に感じられそうです。

画像協力:カリマー
https://www.karrimor.jp/

宮田理江
宮田理江(みやた・りえ)
ファッションジャーナリスト

 ファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤーやプレスも経験してジャーナリストへ。海外コレクションのリポートや次シーズンのトレンド予測、着こなしのアドバイスといった原稿執筆のほか、セミナー・講演なども手掛けている。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)など。

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