その重ね塗り、意味がない? スキンケア用品の正しい組み合わせとは

スキンケアの基本 2

スキンケアの基本を学ぶこのコーナー。2回目のテーマは保湿系コスメの重ね塗りです。冬になると肌の乾燥を防ぐため、日頃使っているアイテムに保湿剤を追加する人もいるのではないでしょうか。でもその重ね塗り、もしかしたら意味がないかも……。「皮膚科専門医が見た! ざんねんなスキンケア47」の著者である安部正敏先生監修によるクイズで確認してみましょう。

Q.化粧水と美容液を塗った上に重ねるアイテムで効果的なのはどれ?
 
〈1〉 保湿クリームで仕上げる
 
〈2〉 保湿クリームを塗り、美容オイルで仕上げる
 
〈3〉 何も塗らない
 

ローションや美容液の上に、クリームで“フタをする”と聞いたことがある人も多いはず。それは正しく、化粧水といった水性のアイテムだけだと潤いは逃げてしまいます。

ただし、〈2〉のように、乳液やクリームを塗った後、さらに油性のアイテムを重ねるのは、フタの上に塗り込むようなもの。成分は肌に作用せず、塗った意味がありません。油性のアイテムを塗らない〈3〉は、肌の水分が飛んでいってしまいます。

答え:〈1〉 保湿クリームで仕上げる

なお、重ね塗りをしすぎると、あせもやニキビの原因になるおそれも。油性アイテムの重ね塗りは避けましょう。ライン使いの場合は、異なる順番を指定しているメーカーもあるので、説明をよく読みましょう。

【目指せ、全問正解! そのほかのクイズはこちら】
〈1〉一番効果的な保湿クリームの塗り方は?
〈3〉乾燥知らずの肌になるボディークリームの塗り方
〈4〉カサカサ肌にならない、正しい洗顔の3つのポイント
〈5〉症状が悪化するおそれも…やってはいけないフケ対策とは

安部正敏(あべ・まさとし)
皮膚科専門医

医療法人社団廣仁会 札幌皮膚科クリニック院長。群馬大医学部卒、同大学院医学系研究科修了。医学博士。群馬大学医学部皮膚科、米国テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンター細胞生物学を経て現職。東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学非常勤講師。日本臨床皮膚科医会常任理事。「たった20項目で学べる」シリーズ(学研メディカル秀潤社)など、著書多数。