肌に透明感を出すヒミツ 吉川康雄さんメイクイベントのリポート

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大手小町でコラムを連載中のメイクアップアーティスト・吉川康雄さんのメイクイベントがこのほど、東京・銀座で開かれました。モデル役の女性に美容の悩みをインタビューしながらメイク術を披露。吉川さんは、集まった女性たちに美への考え方やメイクのポイントを伝えました。

どんな時も自分自身を大切にしてほしい

イベントは、8月に自身の美容サイト「unmixlove」を立ち上げたことを記念して企画されました。unmixloveでは、吉川さんが、日本とアメリカの女性たちにインタビューした記事を掲載しています。インタビューした女性には吉川さんがメイクを行い、写真も吉川さんが撮影しています。その活動の一環として、この日は大手小町の読者約40人を招き、インタビューの様子を公開しました。

大きな拍手に迎えられて登場した吉川さん。はじめに、サイトへの思いに触れました。

これまで何万人もの女性にメイクをする中で、全員が何らかのコンプレックスや悩みを抱えていることに気づいたそう。「自分が自分らしく生きていくためには、どんな時も自分自身を大切にしなければいけない。皆さんにも、そういう姿勢で美容に取り組んでほしいと思い、サイトを立ち上げました」と語りました。

真っ赤な口紅にびっくり

この日インタビューを受けたのは、銀座松屋の化粧品バイヤー・寺本知香さんです。寺本さんは、大手小町で「デパコス通信」を執筆しています。

モデル役の寺本知香さん。普段のメイクで登場してもらいました。

肌の毛穴や一重まぶたなど、コンプレックスだらけだと明かす寺本さん。「メイクはアートで良いと思っています。いくらでも塗り重ねていい」と冗談交じりに話します。吉川さんは、寺本さんの悩みをじっくりと聞きながら、コンプレックスを魅力ととらえられるようなメイクや会話をしていきます。

想定外のメイクに、寺本さんが驚く場面も。唇の形が嫌で、目立たないようベージュ以外の色を塗ったことがないという寺本さんの横で、吉川さんはわざと真っ赤な口紅を手に取ったのです。

「(打ち合わせでは)使わないって言ったじゃないですか」と、困惑する寺本さんでしたが、仕上がりは、自然な色合いに落ち着きました。

鮮やかなイメージのある赤リップですが、吉川さんによると、質感や塗り方を選べば、血色に近い色合いに調整できるのだといいます。寺本さんも「見慣れないけれど、思ったよりも派手じゃない。良いかも」と、口元をほころばせていました。

素の自分を出していくことが「透明感」につながる

メイクが完成すると、「これまでの私のメイクと全く違ったので、びっくりしています。『ありのままの自分が大切』と時間をかけて教えてもらったので、考え方も変わりました」と寺本さん。顔立ちを生かした自然な仕上がりになり、肌のツヤ感も増したようです。

メイクをしてもらい、うれしそうな寺本さん

メイクについて、吉川さんは「『昔の自分に戻りたいな』と変化していく自分を否定しちゃうと、今の自分も否定することになります。自分の美しさを最大限に生かすためには、化粧で隠すのではなく、自分の良さをどんどん認めることが大切です」と話します。

「素の自分を出していくことが、透明感につながる。メイクは引き算。そうすることで、何歳になっても透明感を出していくことができますよ」と参加者にアドバイスしました。

デパコスを使ったメイクを披露

吉川さんは「CHICCA(キッカ)」のブランドクリエーターを務めていましたが、ブランドの販売終了が決まっていることから、今回は、松屋銀座の化粧品売り場で販売している他ブランドの商品を使ってメイクを行いました。

使ったのは、吉川さんが太鼓判を押すアイテムばかり

キッカを愛用している千葉市の味岡瑠璃奈さん(22)は「キッカが大好きだったから、在庫がなくなったらどうしようと思っていました。でも、今日のメイクを見て、他の化粧品でもキレイになれるんだと安心しました」とほっとした様子。

吉川さんと記念撮影する参加者

都内の岩城有希さん(29)は「子どもが生まれて肌荒れしたりしていたので、『隠すのはダメ』という言葉が響きました。寺本さんの肌に触れる手も優しかったので、私ももっと自分に優しくしていたわってあげようと思えました」と笑顔を見せました。

(取材/読売新聞メディア局・安藤光里)

【インフォメーション】
11月4日(月)午前11時から、大手小町の公式インスタグラム(@otekomachi)で吉川さんのメイク術をライブ配信します。テーマは、「赤リップ」です。

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