秋冬のコーデ スカーフを巻いてランクアップ

宮田理江のモード日和

秋冬のおしゃれは、クラシック&レディーライクな装いがトレンド。スカーフやショールがムード作りに役立ちます。スカーフ遣いが上手になれば、ワンランク上のおしゃれが楽しめます。日本発のスカーフブランド「MACOOL(マクール)」の新ルックをピックアップして、コーデに取り入れるコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

スカーフを「着る」感覚でまとう

正統派のテーラードジャケットがキーアイテム。今年らしくアップデートするにはスカーフを取り入れ、「きれいめ」コーデに仕上げましょう。同じスカーフでも結び方を変えるだけで、コーデの幅がグッと広がります。

ただし、ありきたりな巻き方では、全体にまとまりすぎて凡庸な印象になるので、そこは一工夫。発想を切り替えて、「巻く」のではなく、「着る」と考えてみましょう。プリントのブラウスに見立てて、スカーフを優雅に合わせる感覚です。

すっきりした無地ルックには柄スカーフで彩りをプラス

スカーフを半分に折って巻く「アフガン巻き」は、柄の見える面積が広い分、服のように映ります。お気に入りの柄スカーフを巻いてみましょう。

布をたっぷり広げて垂らせば、まるでブラウスのよう

さらっと羽織るライトアウターにも、柄スカーフは相性抜群。着丈が長めのアウターなら、スカーフも縦に長く垂らせば、相乗効果で落ち感が強まります。うまく垂らすには、ゆるめに巻いてドレープを生かして。シンプルなトップスでも、スカーフで覆うようにすれば、ブラウスの役目を果たしてくれます。

ハイネックを生かしてアクセサリー風に

秋から冬にかけて、首回りが暖かいハイネックのニットトップスが活躍します。スカーフはハイネックニットのベストパートナー。スカーフをアクセサリー風にあしらえば、クラシック&レディーライクなムードを盛り上げてくれます。

首元にほんの数センチ、スカーフが見える程度でOK

ハイネックとのコンビネーションには、スカーフの「隠し巻き」がおすすめ。一般的にはスカーフをハイネックの襟に重ねて巻きますが、隠し巻きはハイネックの内側に巻きます。内側でキュッと巻いてインナーアイテム風に着こなします。スカーフの量感を抑えることで、首回りがすっきり見えて、シックな雰囲気に。ちらりと見える鮮やかなスカーフが、洗練された華やぎも演出します。

結び目を後ろに垂らして、背中の印象をアップ

スカーフの裾を背中側に垂らすと、寂しくなりがちな後ろ姿の印象ががらりと変わります。背中でサプライズを仕掛けるのも、おしゃれ上級者におすすめの着こなし術です。

そのほかにも結び目を正面から横にずらしても表情が変わります。結び目を作らず、垂らすだけの使い方はリラックスした雰囲気に。ゆったりと巻いて、ハイネックの上にネックレス風に重ねると、優美なムードを演出できます。決まり切った巻き方から少しアレンジするだけで、印象が様変わりします。鏡に向かって、いろいろな「変化球」を試してみましょう。

ボウタイ代わりに活用、バックルで手軽に

今年の秋冬のトレンドアイテムとして注目を集めているのが、クラシカルなボウタイ(リボン)・ブラウスです。リボンの古風でエレガントな印象は、貴婦人テイストにぴったり。ボウタイを使わなくても、スカーフで同様の演出ができます。

布をたっぷり広げてボリュームを出せば、小顔効果も

ジャケットや厚手のアウターが欠かせない季節。スカーフで、秋冬ルック特有の重たさを感じさせないコーデができます。くるりと首に巻いて、大きめに結ぶとエレガントな印象に。スカーフの裾を垂らして遊ばせれば、ナチュラルなムードに仕上がります。上品でありながら、視線をくぎ付けにするような、アイキャッチーな柄を選びましょう。

バックル形のスカーフリングでしっかり留めて

スカーフをコンパクトにまとめすぎず、むしろボリュームを出す感じでゆるめに巻くと、グラマラスな見栄えに。レディーライクな雰囲気に仕上がります。スカーフアレンジは「巻いて結ぶ」が基本ですが、「マクール」はもっと手軽にスカーフを楽しみやすいよう、オリジナルのバックルを用意しています。バックルに通すだけで、簡単に巻けてきれいにまとまるうえ、バックル自体も装いのアクセントになるという、使い勝手に優れた小物です。

日本の伝統的デザインを取り入れた、日本製にこだわったシルク100%のスカーフを手がける「マクール」。折り紙の折線や、和テイストの文様を取り入れつつ、モダンに仕上げています。バックルを用いた巻き方やアレンジ方法を、ネット上の動画で紹介しているので、レパートリーを広げたいときの参考になります。

秋冬の新トレンドを取り入れるうえで、スカーフを使った一工夫は手軽で効果的。アレンジの引き出しを増やしておけば、着回しにも役立ちます。

画像協力:マクール
https://www.macool-japan.com/

宮田理江
宮田理江(みやた・りえ)
ファッションジャーナリスト

 ファッションブランドの販売員としてキャリアを積んだ後、バイヤーやプレスも経験してジャーナリストへ。海外コレクションのリポートや次シーズンのトレンド予測、着こなしのアドバイスといった原稿執筆のほか、セミナー・講演なども手掛けている。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)など。

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