ブルックス・ブラザーズ日本上陸40周年 野球練習場でショー

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 アメリカのブランド「ブルックス・ブラザーズ」が今年、日本上陸40周年を迎えました。40周年を祝って、都内でファッションショーが開かれました。

 日本でショーを開催するのは初めてのこと。会場には明治神宮外苑室内球技場というユニークな場所が選ばれました。日米両国で愛される野球に敬意を表し、この野球練習場が一夜限りの本格的なスタジアムに変身。また野球そのものが、スタイリングのインスピレーション源となりました。

 メンズ、レディースとも、カジュアルからフォーマルウェアまで登場。コーデュロイやツイードといった素材のパンツやジャケットが紹介されました。また男性はタキシードにダウンコート、女性もスパンコールのドレスにトレンチコートといった意外な組み合わせを提案していました。

ブルックス・ブラザーズ

 ブルックス・ブラザーズは1979年、日本に進出し、東京・青山に初めての店舗を開きました。アメリカントラッドが好きな日本人にとって憧れのブランドで、男性用のスーツやボタンダウンシャツは大人気になりました。ブランドのアイコンであるゴールデンフリース(金色の羊)のマークのついたトレーナーやポロシャツも流行。今でも定番として愛されるアイテムが多いのが特徴です。女性ものはアメリカのデザイナー、ザック・ポーゼンを起用し、よりスタイリッシュなデザインも増えています。

ブルックス・ブラザーズのクラウディオ・デル・ヴェッキオ会長兼最高経営責任者

 来日した同社のクラウディオ・デル・ヴェッキオ会長兼最高経営責任者は、「日本の消費者は、ブランドの201年の歴史や伝統を理解してくれる。しかも日本は新しい発想の源となっていて、相乗効果を生み出す国だ。これからも共に進化を続けていきたい」と話していました。

(読売新聞編集委員 宮智泉)