春到来! ファッションが軽やかになると、メイクも春色にチェンジしたくなります。でも、「トレンドカラーを使い過ぎると、やぼったい顔になる」「旬のメイクをうまく取り入れられない」……。新しいメイクへのチャレンジには、迷いや悩みがつきもの。そんなアナタに、メイクアップアーティスト・長田博文さんが、オススメの春メイクをご紹介します。
今年の春のトレンド、「ふんわりまゆ毛」「ふっくらくちびる」が映えるのは、「つやっと透け感のある肌」。
春メイク特集の1回目は、内側からみずみずしく、透明感のある「つや肌」メイクのコツをご紹介します。
潤いのある下地を作る
(1)メイク前にしっかり保湿することが大切。フェイスクリームを顔全体になじませ、肌に潤いを閉じ込めたら、さらに保湿力のある下地クリームを塗ります。このとき、むらができると化粧崩れしやすくなるので、丁寧に塗ること。

(2)コントロールカラーで顔の中心を明るくします。左右の頬、額、あごの4か所にコントロールカラーを置いて、内側から外側にのばします。まぶたのくすみなど、気になるところにも塗りましょう。
(3)色むらがないように指の腹でたたき込むようにのばします。小鼻の脇も崩れやすいので、しっかりたたき込みましょう。手のひらで押さえて密着させると、化粧崩れがしにくくなります。
ファンデーションを塗る
(1)手の甲に取ったファンデーションを顔に近づけて、肌に近い色を選びます。
(2)ファンデーションをブラシに直接なじませます。左右の頬、額、鼻、あごの5か所にファンデーションをのせます。
(3)顔の中心から外側に向かって、ファンデーションが均一にのびるようになじませます。気になるところは、指やスポンジでのばしましょう。

(4)コンシーラーを使わず、口角の際、小鼻の脇などは、ファンデーションを重ね塗りします。
(5)小鼻の脇は化粧崩れしやすいので、しっかり塗り込みます。
メイク:長田博文/撮影:星野耕作/モデル・加茂光和子
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