愛され顔を作る! 口角の高さが好感度を上げる

顔筋コーディネイト(2)

 「顔筋がんきん」とは、人の表情を作っている顔の筋肉のことです。顔にも体と同様にたくさんの筋肉があります。顔の主な筋肉は30種類以上。そのうち3割・9種類ほどの筋肉だけを同じように、毎日使って生活しています。例えば、考え事をするとき、眉間にシワを寄せたり、口をきゅっと結んだりしますよね? 人は表情を動かすたびに筋肉を使い、同じ部分にコリが生じるのです。

 体を酷使すると肩凝りや筋肉痛になりますが、顔筋のコリをためると、シワやたるみの原因になります。そして、口まわりの筋肉のコリがたまり過ぎると、老け顔の道へ一直線です。そのため、まずは口角のコリをつぶして筋肉をやわらかくし、ほうれい線を目立たなくさせていきます。さらに、あごのコリをつぶして、口まわりが堅い印象・頑固そうなイメージからサヨナラしましょう!

 ※「顔筋」とは表情筋を意味します。

実践する前に守るルール
(1)顔筋ケアを行う際には水溶性のマッサージジェルを使ってください。
(2)回数は5ライン×3セット。一つの局部で約15秒程度。
(3)しっかりと指を骨に密着させて皮膚と筋肉をひっかけながら動かしてください。
(4)好転反応が出た場合には数日行うのは控えてください。皮膚表面に濃い赤身や筋肉痛に似た感覚がありましたら力の入れ過ぎです。

口元のコリをつぶして、やわらかい印象にする

 口角が下がっていると、年齢以上に老けて見えます。また、口元がいつもへの字の人は不機嫌そうで、好感度も上がりません。硬くこわばった口元のコリをつぶして、口角を引き上げ、人から愛される顔に整えましょう。

●あごから口角の端まで、コリをつぶす

(1)人さし指の第2関節を少し立て、あご先に当てます。

(2)横に向かって内側から外側に、少しずつ場所をずらして5回こすります。2~3セット行いましょう。

(3)右側が終わったら、左側も同じように行います。

●口角のコリをつぶして、引き上げる

(1)くちびるの脇に人さし指の第2関節をしっかりと当てて、口角から1センチ範囲で上にこすりましょう。コリをつぶして引き上げるように、指を動かします。左右とも5回ずつ、2~3セット行います。

(2)次に、口角を下げてしまう筋肉のコリをつぶします。くちびるの端からあごを結ぶラインから、口角に向かって5ラインを描くようにこすります。歯茎や歯もこするイメージで。左右とも5回ずつ、2~3セット行います。

Katsuyo
Katsuyo(茂呂佳世 もろ・かつよ)
美容研究家、フェイスアナリスト&顔筋コーデイネイター

  一般社団法人KTYフェイスアナリスト協会代表理事。東京都生まれ。高校・大学時代をロサンゼルスで過ごし、帰国後、広告代理店、生命保険会社勤務を経て、外苑前に顔筋(ガンキン)ケアに特化したフェイシャルサロンを開業。今年で20年を迎える。美容領域にとどまらず、今までに男女問わず5000人強の顔と向き合い、「顔の造作に関係なく、人の印象を顔の筋肉から好転させる」顔筋コーディネイトを考案。顔を一目みただけで、表情癖や噛み癖から生じる顔の筋肉の左右差や凹凸度合いを分析し、その解消法を提案する顔診断を得意としている。サロンには経営者や著名人の顧客も多い。さらに、企業研修では、目には見えないおもてなしの心を視覚化させる顔からコミュニケーション力を向上させる「おもてなしFACE」を提唱している。2018年3月、初のビジネス本「男は顔が名刺」を主婦の友社より発売。今までに4冊の著者を出版している。スぺリアルメソッド表参道店主宰。

KTY METHOD

 愛もお金も引き寄せる顔になる! 顔筋コーディネート

河出書房新社/1404円(税込み)

「顔筋コーディネート」は人から好かれ、
幸せを呼ぶ顔を自分でつくるメソッドです。
表参道に人気サロンを開き、多数の女優や経営者らの顔をケアしている
美容研究家Katsuyoが、初めてそのメソッドを完全公開。