着実に大女優への階段を上る、フェリシティ・ジョーンズ

マリ・クレール スタイル

フェリシティ・ジョーンズ(c)marie claire style/WATARU YONEDA

 「ホテル・アンダーズ 東京」の白いスイートルームの窓から差し込む早朝の光の中で、資生堂のハイプレステージブランド、「クレ・ド・ポー ボーテ」のグローバルブランドフェースで話題の女優、フェリシティ・ジョーンズと会うことになった。

 「博士と彼女のセオリー」では、ホーキング博士の妻を演じ、「ビリーブ 未来への大逆転」では、キャリア女性のあこがれの的で、人権のために闘った米国の高名な女性判事ルース・ベイダー・ギンズバーグの若かりし弁護士時代を演じる。その確かな演技力と清楚せいそ美貌びぼうで、今もっとも旬な女優のひとりだ。

――東京は初めて?

 「いえ、3回目です。最後にきたのは3年前、『ローグ・ワン』のプロモーションのためでした」

 どこかルネサンス風の、その知的な美貌だけでなく、さすがコスメティックの名門・資生堂のミューズだけあって、至近距離で見ても、その滑らかな肌の美しさには見とれてしまう。

 「小さい頃からメイクには興味があって、自分でもやってみるのが好きでした。でも、自然に見えるメイクが一番きれいだと思うようになり、そのためには、ともかく肌を大切に、特に保湿には気を付けるようにしています」

 11歳から芸能界にいて、30代半ばになった現在も滑らかな肌を保っているのは、そうした日頃のケアのたまもののようだ。

 「メイクをする前と寝る前には必ず保湿をしています」

 多忙な国際的女優なのに、そうした基本の「き」のルーティンは忘れないようだ。それが彼女の美しさの秘訣ひけつなのだろう。

――普段はどんなメイクを?

 「チークを薄く塗るだけ。出かける時は、チーク、マスカラ、アイライナーくらい。それとリップ・バームも」

 メイクのセンスだけでなく、ファッションにも関心が高い彼女は、「バーバリー」のキャンペーンモデルも務めている。

フェリシティ・ジョーンズ(c)marie claire style/WATARU YONEDA

――好きな映画監督は?

 「アルフレッド・ヒッチコック、ソフィア・コッポラ、それからウェス・アンダーソン」

 好みの監督のセンスも素晴らしい。

 英国のバーミンガムで生まれ、ハリウッドにも進出しているフェリシティだが、もともとフランス映画が好きで、お手本にしているスターはだれかときくと、「ジェーン・バーキンよ」という答えが返ってきた。

 私生活では、2018年6月に映画監督のチャールズ・ガードと、ロマンティックな英国の城で挙式をしている。

 すべてが順風満帆、これからは大女優への階段を、着実に上っていくのではないだろうか。舞台で培った演技力は、大輪の花を咲かせるに違いない。

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