キレイにメイクを仕上げても、時間がたてばどうせ崩れる……とあきらめていませんか。メイクアップアーティスト・長田博文さんが、ちょっと直すだけでキレイが復活するメイクの小直し術をご紹介します。
くすみやすい目元を小直し
化粧崩れをすべて直そうとすると、時間もかかるし、かえって崩れがひどくなることも。崩れが目立ちやすいパーツをピンポイントで直すのをオススメします。崩れが軽い段階で、目元と鼻のテカリを抑えておきましょう。
まずは、ティッシュで肌を押さえて皮脂をオフしましょう。肌はこすらないように気をつけてください。
くすみやすくヨレが目立つ目元から直します。目の下のヨレを指の腹で軽くたたいてヨレを戻します。ここがポイントです。ヨレたままアイシャドーなどをつけるとヨレが余計目立ってしまいます。
次に肌の色にあったコンシーラーペンシルで、目尻の際に色をのせます。指で軽くたたいて延ばします。目頭も同様に色をのせて延ばします。このとき、重ね塗りした部分と塗っていない部分に境目がでないように気をつけて。
にじんだアイシャドーにも一手間かけましょう。リキッドアイシャドーをまぶたの中央にのせて、軽く指でたたいてなじませます。
鼻のてかりはパウダーで
時間がたつと気になるのは鼻のテカリ。いつの間にか、ファンデーションがムラになっていませんか。鼻の周りはパウダーを使います。パウダーをパフに取って、ぽんぽんと軽くたたくようにのせていきます。このとき、Tゾーンから鼻の下のテカリも抑えます。最後に指でなじませます。
落ちた口紅を引き直せば、「こなれメイク」の小直しは完了です。
メイク:長田博文/撮影:星野耕作
【使用した化粧品】
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