フラワーモチーフのジュエリー 可憐で愛らしく

Beauty

 ホリデーシーズンになると、きらめくジュエリーに目を奪われる女性も多いことでしょう。2018年は、ハイジュエリーのブランドから様々なフラワーモチーフの新作が登場しました。可憐かれんな花をモチーフにした指輪やペンダントは、愛らしく華やか。自分へのご褒美に、ギフト選びの参考に、四つのブランドから商品を紹介します。

気軽に身につけるラグジュアリー

 1837年に米ニューヨークで創業したティファニーは、女性のあこがれのジュエリーブランドのひとつ。チーフ・アーティスティック・オフィサーのリード・クラッコフさんによる初のジュエリーコレクション「ティファニー ペーパーフラワー」が今年5月に発表され、9月から日本でも販売されています。

タンザナイトがあしらわれたピアス(74万円=税別)、ブレスレット(35万5000円=同)、リング(72万5000円=同)

 「宝石を含む素材はすべて最高級のものを使用しながら、毎日、気軽に身につけられるラグジュアリーをデザインしました」(クラッコフさん)。紫のタンザナイトでアイリスの花の生き生きとした色合いを表現するなど、自然の花の美しさや可憐さを、巧みな技術でジュエリーへと昇華させています。

ボリューム感のある4枚の花びら

 イタリア・ローマのジュエリーブランド、ブルガリは今年初めて、花をモチーフにしたコレクション「フィオレヴァー」を発表しました。フィオレヴァーは、イタリア語で花を意味する「フィオーレ」と英語の「フォーエヴァー」を合わせた言葉です。

リング(19万円=税別)、リング(56万円=同)、ネックレス(60万円=同)

 4枚の花びらを持つ野生の花をデザインしたもので、ローマ帝国の遺跡の数々に描かれていた花をもとにしているのだそうです。ダイヤモンドの周りに立体的な花びらを配し、ブルガリならではのボリューム感を生み出しています。リングをつけると、花びら部分がわずかに揺れるのがかわいらしく、みずみずしさを感じさせます。

輝く花びらのきらめき

 花をモチーフにした「フリヴォル」コレクションを展開しているフランスのハイジュエラー、ヴァン クリーフ&アーペルは、今年3月にイエローゴールドの新作9点を発表しています。

 フリヴォルは鏡面仕上げの立体的なハートの形の花びらが特徴で、光を浴びたゴールドの輝きは、伝統技術のなせる技です。新作の三つの小さな花を組み合わせたデザインは、ブーケのよう。軽やかな印象で身につける人の肌をきらめかせます。花芯に三つのダイヤをあしらった大きく華やかなペンダントは、クリップとしても使用できます。

フリヴォル3フラワーペンダント(54万5400円=税込み)、リング(34万5600円=同)、クリップペンダント(90万7200円=同)。

常識を超えた新作

 創業160年を迎えたフランスのブシュロンは、今夏、ジュエリー業界の常識を打ち破るような新作を発表しました。「ナチュール トリオンファント」というハイジュエリーコレクションで、伝統的な技術と最新のテクノロジーを融合し、自然の持つ美しさを永遠のものにしたのです。

 「フルール エターナル」は、アネモネやパンジーなど本物の花びらをスキャンして忠実に形状を読み取り、チタンで再現しました。そして、花びらを特殊な加工法によって安定化させ、チタンの上にセットしています。花そのものをジュエリーにするという画期的な新作です。「ニュアージュ ドゥ フルール」は、あじさいの花びらをスキャンしてピンクゴールドで形状を再現し、マザーオブパールを重ね合わせています。繊細で詩的な仕上がりは、ため息の出るような美しさです。

いずれも一点物で、フルール エターナル(写真左)は4460万円=税別、ニュアージュ ドゥ フルール(写真中央)は1億740万円=同。なお、ブシュロンのフラワーモチーフで一般に購入しやすいのは「ピヴォワンヌ」コレクション(写真右、64万円=同から)になります。

 ショーケースを眺めているだけでも、ハッピーな気分になる美しいジュエリーの数々。安らぎや力を与えてくれる、自分のための1点を探してみてはいかがでしょうか。