2019年春夏東京コレクションが15日、東京の渋谷ヒカリエなどを会場に開幕しました。21日までの会期中、51ブランドが新作を披露します。
開幕を飾ったのは、初参加の「アオイワナカ」。デザイナーの和中碧さんは、デビューした自分と重ねて、さなぎが羽化して蝶に生まれ変わるという意味の「菜虫化蝶」をテーマにしました。鹿の子絞りをあしらったドレスに、カットワークや草花の刺しゅうで飾ったブラウスや透けるスカート。アイスグレーのような淡い色合いの服で春を表現しました。
2009年に誕生した「ドレスドアンドレスド」のテーマは「レストラン」。会場に大きなテーブルが置かれ、服を披露した後に、モデルが次々に着席していきます。ジャケットやブラウスは、前から見るとエレガントですが、後ろを振り向くと背中が大きくくりぬかれていて、まるでアートのよう。
東コレは「アマゾン ファッション ウィーク東京」(日本ファッション・ウィーク推進機構主催)のメイン企画で、銀座や渋谷などで関連イベントも開催されています。
◇
画像共有サービス「インスタグラム」(@yomiuri_mode)でコレクションの様子を速報しています。