シースルーの靴下は、ほどよい透け感で、涼しげな印象を与えてくれる。脚全体をストッキングで覆うのはまだ暑苦しい今の季節にぴったりだ。大人の女性が挑戦する際は、カジュアルすぎる印象にならないよう、色や柄選びに注意したい。
紺、黒、グレー カジュアル過ぎず
シースルー靴下は、レース地の一種「チュール」を使った製品が目立つ。ナイロンやポリエステル製のものが多い。
スタイリストの山本あきこさんは「Tシャツにパンツという装いでも、シースルーの靴下をはくと秋らしさを演出できます。手頃な値段も魅力」と話す。

「様々な服や靴に合い、初心者でも挑戦しやすい」と山本さんが薦めるのが、黒い無地のチュールの靴下。大人っぽく、すっきりと見える。靴は、靴下と同系色を選ぶとおしゃれにまとまる。山本さんは黒いサンダル、ベージュのフレアスカートと合わせた。もう少し季節が進めば、黒いパンプスでもいい。
注意したいのは、スカートと靴下の長さ。靴下が長すぎて、スカートの裾と靴下との距離が近いと、脚が短く見えることも。流行している膝下丈のスカートには、くるぶしの少し上の丈の靴下がいい。山本さんは「鏡で全身をチェックして、バランスが悪いと思ったら、靴下を少したるませてみて」と助言する。
柄をあしらった靴下の場合、「大人の女性は紺、黒、グレーなど落ち着いた色味の柄だと、カジュアルになりすぎない」と山本さん。例えば、紺のストライプのチュールの靴
豊富なデザイン展開
今季はデザイン性があるシースルーの靴下が多く、カラーバリエーションも豊富だ。
靴下専門店「T

ドットをちりばめた靴下(同900円)は、光沢感があり、子どもっぽくなりすぎない。大きなマーガレットをあしらった靴下(同900円)は、シンプルなコーディネートに合う。
シースルーの靴下は、繊細な作りのものが多い。小林さんは「洗濯は手洗いか、ネットに入れてください」と助言する。